保証協会融資

2度目のセーフティーネットをお使いの予定かと思います。
利益がどれだけ確保できているのかわからないので、なんとも言えません。
損益分岐点は把握されていますか?

返済期間は、最長の10年とすると、1年据え置き後の、月々の返済額は約30万円増えます。
年間360万円ほど返済が必要です。

現状既に損益分岐点を越えていて、仮に貴社のビジネスの粗利益率が10%であれば、
360万円利益を確保するために3600万円の売上げがあれば、借り入れ可能と
考えら得ます。売上げ横ばいでも返済可能なことも条件かと考えます。

さらにキャッシュフローにも着目してください。

運転資金不足にならないよう資金繰表の作成をおすすめします。

過去、赤字がないというのは凄いですね。

今、ある借入れ5000万円中、設備資金はどのくらいの残高を占めますか?

今この消費不況や輸出不振の中、昨年対比2倍の売上を望めるというのは

なかなか最近は聞けない話です。

信用保証協会の「無担保枠は8000万円」が原則上限ですので、

今の借入れ残高と売上等の要素をを考えれば、

十分に審査の土台になるように感じます。 一口に運転資金といっても、

売上増加運転資金、赤字補填資金、手元流動性資金確保や

売掛金回収までの短期の資金など様々です。

今回の資金使途は売上増加に伴う、先行仕入等の運転資金でしょうか?

信用保証協会も日本政策金融公庫も財務分析ソフトをもっており、

決算書の内容をチェックするとともに、資金繰り予定表と

今後の見込み(事業計画書)などを提出するケースも増えています。

要はちゃんと返済が可能かを審査するわけです。

今は決算書の内容とキャッシュ・フロー(月次収支=資金繰り表)が

審査の上で8〜9割のウェートを占めているといっても過言では

ありません。あとは、税金・社会保険料等の未払いがないことは

言うまでもありません。

今はご自分の仕事の今後の明るい見通しを上手く伝えれば融資の

確立は確実高まります。