繰り上げ返済する場合

こんにちは。

住宅ローンの選択についてですが、今後の教育費の増加見込みと完済予定が20年ぐらいと言うことを考えると金利の固定期間は15年から20年にしておいたほうが安全でしょう。変動金利を考えるのであれば変動金利からの借り入れは1000万円ぐらいにされたほうがいいと思われます。
一度お近くの独立系のファイナンシャルプラナー(上級資格CFP保持者)にご相談され、住宅ローンの金利のシミュレーションをしてみると判断しやすいと思われます。

株式会社FPソリューション
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男

ひだまりリビさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『20年以内に完済予定の場合、変動一本でも大丈夫でしょうか?』につきまして、住宅ローンを組む場合、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。

ただし、住宅ローンの更新が頻繁に行われますので、返済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。

よって、このような返済方法を選択する方としては、収入のうえである程度余裕のある方に向いていると考えます。

この場合とは逆に、繰り上げ返済は3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には行きませんのでも多少ローン金利が高くなってしまっても長期固定金利にすることで、返済の途中から金利が上がってしまい毎月の返済額が増えてしまう心配がありませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。

よって、住宅ローンの固定期間の選択に当たっては、これからの繰り上げ返済のことも十分に考慮しながら、ご自身の責任で決定するようにしていってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

ひだまりリビ様へ

はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、ひだまりリビ様からのご質問につきまししてお応えさせていただきます。
下記をご参考にされはいかがでしょうか。

(ご参考:三井住友BKの10月金利)

1.住宅ローンの元利金等返済方式であれば、
当初返済金額の内訳は利息が多く次第に完済時期に近づくに連れて、毎月の返済額が原則同額でも内訳として元金が多く利息が少なくなってまいります。

2.この様な早い時期(支払い利息が多い時期)に、一部繰上げ返済を繰り返えすことが完済を早めるコツと考えます。

3.ひだまりリビ様とご主人さまの住宅ローンを夫婦ペアローンとして、
物件の持分に併せた各々が借入者とする方法ですが、ご家庭全体のライフプラン考慮して以下にご提案させていただきました。

(1)ご主人さまの住宅ローンにつきましては、
借入額2,250万円、期間35年、金利3.08%(全期間固定金利型)、返済負担率(〜35%以内)、諸費用は考慮せず、他の債務考慮せず、ボーナス返済考慮せず。

・毎月の返済額 87,598円
・年間の返済額1,051,176円
・返済負担率 19.11%

(2)ひだまりリビ様の住宅ローンにつきましては、
借入額2,250万円、期間35年(内10年固定型)、金利2.45%(11年目以降は4.00%で計算)、返済負担率(〜35%以内)、諸費用は考慮せず、他の債務考慮せず、ボーナス返済考慮せず。

・毎月の返済額 79,834円(11年目以降94,461円)
・毎月の返済額 958,008円(11年目以降1,133,532円)
・返済負担率 17.05%
・2年目から毎年150万円の一部繰上げ返済すると16年4ヶ月程度で完済予定

(3)そこで、可能であればお子さまの教育費等とひだまりリビ様の収入がマッチ出来るために、ひだまりリビ様のローン完済予定時期を4年程度早める努力をされてはいかがでしょうか。(例、ひだまりリビ様とご主人さまの住宅ローン申し込み額の調整や学資保険の額と満期日等)

以上