対象:ペットの医療・健康
16歳のシーズで去年から片目を緑内障で失明し、角膜が炎症を起こし、先日目を縫い合わせる手術をしたのですが、もともとアレルギーが強く、角膜も炎症を起こし、針を入れた時点で皮膚が腫れ、全部縫えず半分だけ縫いましたが、10日経ち、瞼の腫れがひくと隙間が出来てしまいひどく痛がります。今日また縫い直したんですが、眼球摘出を進められました。16歳の老犬に3度目の全身麻酔も不安ですし眼球摘出しないで痛みを無くしてあげる方法はないのでしょうか?
よろしくお願いします。
chikoyan39さん ( 大阪府 / 女性 / 36歳 )
回答:2件
眼球摘出について
眼球内に細菌が感染して眼球炎になっている場合は、いずれ大きくなって、角膜が破れてしまって、眼球の構造物が流れ出てきたりしますので、摘出した方がいいと思います。 緑内障で眼圧が上がっても、痛みを感じなくなった状態(牛眼)には、そのままでもいいですが、ワンちゃんが気にして、前肢でこする場合には、エリザベスカラーを着けるなどの対策が必要です。
また、現在、視力が残っているようでしたら、半導体レーザー経強膜・毛様体焼烙術で眼圧を下げることも実施されています。 大阪ではパンダ動物病院の田中先生が実施されていると思いました。
評価・お礼
chikoyan39さん
ありがとうございました。様子をみながら決断したいと思います。
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RE:眼球摘出について
視覚がなく改善が見込められない場合には、シリコン義眼挿入術、硝子体内ゲンタマイシン注入によるによる薬物学的毛様体破壊術、眼球摘出術などが治療選択として挙げられます。その中でも硝子体内ゲンタマイシン注入法は、視覚喪失に至った緑内障眼において眼疼痛の緩和や眼球腫脹(牛眼)を抑制します。この手技の利点は、他の術法と比べて経済的負担が少ないことと、施術が容易であり短時間で実施可能であることです。その為鎮静や全身麻酔のリスクとなる基礎疾患をもつ動物や高齢動物に対して比較的負担は少ないです。欠点として確実性に欠けるということと、術後の合併症が挙げられます。
実際に拝見していませんのではっきりとしたことは言えませんが、16歳で高齢であるということと、アレルギーを持っているということから、出来るだけ体に負担がかからない方法を選んでいただけたらと思います。ただし、どの施術も全身麻酔を行なわなくてはいけませんし、利点欠点は存在します。十分かかりつけの病院と相談し、今後のことを話し合っていただけたらと思います。
評価・お礼
chikoyan39さん
ありがとうございました。より良い方法を医師と相談していきます。、
(現在のポイント:-pt)
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