2年くらい前から会社のイスに座っているだけで緊張してしまったり敏感になってしまったり、逆にすぐ眠くなってしまうと言う様な状態が続き診療内科に通い現在までパキシル20mgとメイラックス1mgツムラ60番を一か月分もらっておき服用中です。服用は一週間に2回程度ですので三か月に一回程度の通院になります。ですが一向に薬を辞める様にはなりません。いつか薬を辞めたいと思っていますが薬がないとないで不安になります。何か良い対策方法はないでしょうか?また副作用はどんな風にいつ頃でるのでしょうか? 先生はそんなに強くない薬とは言いますが・・・いつか辞めれるようになりたいです。お手数ですが教えて下さい。
ゼットさん ( 埼玉県 / 男性 / 31歳 )
回答:1件
眠気は薬の副作用?食生活などライフスタイル改善も
人間が家庭や職場で生きていくにはある程度の緊張感が必要ですが、あまりに緊張感が強いと仕事や生活、人間関係などでスムーズな活動ができないため、緊張を和らげることが必要となります。
メイラックスやパキシルなどの薬物は、過剰な緊張感を有効に速やかに和らげるのにはたいへん役立ちます。それだけでなくイライラ感やうつ症状、不眠症などの様々な精神症状の緩和にとって中心をなす治療法です。
しかしながら緊張などの症状やそれをもたらす病気には必ず「原因」というものがあり、それを取り除かないことには本当の意味では良くなったとは言えません。上記の薬は症状の緩和には役立つものの、症状や病気の原因を解消するような力はないのです。
しかも薬には副作用というものがあります。すぐに眠くなるというのも、薬で緊張感を緩和することの裏返しで、副作用の一つである可能性もあります。薬をやめたいと感じるのは、この副作用を避けたいと願う正直な感覚です。
それでは薬をやめるためには、いったい何が必要なのでしょうか。そのためには上述の「原因」を除去もしくは軽減する必要があります。
さてその原因には何があるのでしょうか。一般的にはストレスや過労、過去のトラウマ、環境の急激な変化、低体温、食生活の乱れと栄養バランスの破綻などが挙げられます。そのような要素の中で、何か該当するものはあるでしょうか。
食生活と栄養バランスを例に挙げると、糖質や加工食品などの摂り過ぎと、対照的なビタミン、ミネラル、アミノ酸の不足は反応性低血糖と神経伝達物質の不足から神経機能不全に陥り、過剰な緊張感や過敏状態を招きやすくなります。
具体的にはこのQ&Aやコラムに詳述しておりますが、充分量の野菜と果物、適量の肉、魚を摂取し、反対に砂糖や甘いもの、加工食品などの摂取は控えることが基本です。また毎日の入浴は大切で、38℃前後の温めの湯に半身浴でゆっくり浸かることが有効です。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
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