対象:ペットの医療・健康
メス犬(ダックス4歳)が、家で破水し、陣痛が来て病院に連れて行きました。
お腹にいる赤ちゃんが1匹であることを確認していたので、難産になるであることは想定していました。11時30分頃病院に到着し、エコーで赤ちゃんの心音を確認しました。微弱陣痛でなかなか出てこず、15時30分頃陣痛促進剤を打ち、16時30頃帝王切開をする事になりました。(病院が18時30分までなので) 手術前にエコーで赤ちゃんを確認し、赤ちゃんを取り出しました。母犬が麻酔が効きにくかったため、麻酔の量が今まで使った事が無いくらい多く使ったそうです。
赤ちゃんは出てきたとき心臓は動いていました。助手の方が赤ちゃんに麻酔からさめるマッサージをしていたのですが覚めず、30分経った頃は、「起きないねーまぁ1時間たって起きる子もいるからね!」などといいながら緊迫感も無くマッサージしていたので、そのうち起きるんだろうなと思っていたのですが、1時間経った18時頃急に、「心肺停止状態です。」と急にいわれ、赤ちゃんは死んでしまいました。
先生は「赤ちゃんの体力が無かったのかも」と言ったので、私が、「もっと早く帝王切開してればよかったんですか?」と聞いたら、「結果は違っていたかもしれない」と言いました。
気になるのは、なぜ体力がなくなるかもしれないギリギリまで手術しなかったのか?麻酔の量が多くて、赤ちゃんは麻酔が覚めず自発呼吸ができず死んでしまったのか?赤ちゃんの蘇生法はマッサージ以外になかったのでしょうか?
赤ちゃんが生まれたら避妊の手術も一緒にお願いしていたので、もう次はありません。なんで死んでしまったのか知りたいです。
先生方はどう思ったか聞かせてください。よろしくお願い致します。
補足
2009/09/07 10:27ちなみにもともと帝王切開で予約をしていたのですが、その前にお産が来たので、普通分娩が出来そうなら普通分娩でお願いしました。
近々抜糸で病院へ行くので、回答のほどよろしくお願い致します。
藤川ジェニーさん ( 北海道 / 女性 / 27歳 )
回答:1件
RE:犬の帝王切開について
犬の帝王切開を決断するには、緊急性の有無や母子の状態、母犬の出産経験、助産に対する反応などから総合的に判断する必要があります。たとえば、レントゲン撮影により過大胎子や産道狭窄が確認された場合や、胎子の心拍数や活力の低下がみられた場合、母犬の状態が悪化した場合、予定日を過ぎても陣痛がみられない場合、胎盤剥離が予想される場合などでは一般的に早急な帝王切開が必要と考えられています。
今回、病院に到着されてから手術まで時間がありますが、文章からは、担当された獣医さんは胎子の心拍数を超音波検査で確認されており、帝王切開までの間、胎子の状態は問題ないだろうと判断されたものと思います。したがって、早期の手術の決断がされなかったのでしょう。
手術は、なるべく浅い麻酔、麻酔時間は短くで行われるのが基本です。しかし、母体の安全性も考慮しなければなりません。したがって、使用された麻酔の量は問題ないのではと思いますが、「今までにないくらい」というご説明に関しましてもう一度お聞きになられる方がよろしいかと思います。
帝王切開により生まれた子犬の蘇生法は、一般的には産湯で洗ったあと、保温しながらマッサージをすることにより呼吸を喚起・増強させていきます。他に、状況に応じて気道内の液体除去や呼吸促進剤の使用、酸素吸入を行うこともあります。おそらくこのような対応もされていたのではと思います。
藤川様のお気持ちは、お察しいたします。このご返信が少しでもお役に立っていただければと思います。
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