対象:会計・経理
回答:2件
「前受金」勘定を使用します
売上は、基本的に商品を発送時に計上されますが、入金に関しては、発送後に入金がある場合は「売掛金」勘定を、発送前に入金がある場合は「前受金」勘定を使用します。
仕訳は以下の通りになりますので、参考にしてみてください。
売掛金の場合は、
発送時:売掛金 / 売上
入金時:現金預金 / 売掛金
前受金の場合は、
入金時:現金預金 / 前受金
発送時:前受金 / 売上
回答専門家
- 森 滋昭
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- 森公認会計士事務所 公認会計士・税理士
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監査・税務・ビジネス、”3つのキャリア”で、約20年。 その間、いつも「決算書の数字の奥にあるものをみる!」感覚を研ぎ澄ましてきました。 だから・・・ベンチャーから上場企業まで、あなたの会社の、一番の社外サポーターに!
中村 亨
公認会計士
-
前受金として処理されます。
売上の仕訳を計上するためには、「いつの時点で売上とするのか」を考える必要があります。
税法上、認められる売上の計上時期は一つだけではありません。
商品販売業の場合で代表的な例を挙げてみます。
(1)売買契約の日
(2)商品を発送した日
(3)顧客が商品を受け取った日
(4)代金を回収した日
税法では売上の計上時期を具体的に定めず、一般に認められた会計処理の基準によっていれば認めていますので、いずれの基準でも問題ないのですが、(2)商品を発送した日を売上に計上している会社が多いようです。
今回のご質問の場合、入金が先にあるということですので、仕訳の例を記載致します。
入金時 現金預金 / 前受金
(入金時にはまだ商品を発送しておりませんので、前受金となります。)
発送時 前受金 / 売上
(商品を発送した段階で、前受金を売上に振り替えます。)
評価・お礼
maruru8さん
よく分かりました。ありがとうございます!
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