対象:住宅設計・構造
回答:2件
森岡 篤
建築家
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上げ下げとすべり出し、特徴
sayasayaさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
''上げ下げ窓''は、窓の可動部(障子)が上下にスライドする窓で、下の障子のみ動くタイプと、上下の障子共動くタイプがあります。
上げ下げ窓の障子は上下方向なので、何もしなければ重力で下に落ちます。
軽く動き、どこでも止まるよう、バランサーが組み込まれています。小さな力で楽に動かせるか、経年変化で動きが悪くなるかどうかが決まります。
窓は全体の半分弱(引き残し)しか開けることはできません。
以前、上げ下げ窓は、密封性が悪く、すきま風があったので、メーカーのデータで確認する必要があります。
デザインは、昔の汽車窓を思わせ、クラシックな雰囲気があります。
''「すべり出し窓」''というのは、一辺を中心に開閉する「開き窓」とは違い、ヨコにスライドしながら、反対側が開く方式です。
これにより、全開すると、障子の外側の掃除が可能です。
内観外観とも、とてもスッキリしたデザインの窓です。
''縦すべり出し窓''は、縦の一辺がスライドし、ヨコに開く窓です。
従って、機構上、ヨコに余り大きな窓を作ることができません。
操作性が良く、通常の開き角でも、全開に近い有効開口となります。
障子が外側に開くので、網戸は内側で、プリーツ網戸などとなります。
私は、''ヨコすべり出し窓''をよく使います。
窓を開けているときに、雨が降り出しても、少々の雨なら内部に降り込まず、この点が気に入っているからです。
ヨコすべり出し窓は、タテに大きな寸法が出来ず、既製寸法では900までの窓しかありません。
参考にしていただけたら幸です。
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横山 彰人
建築家
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窓の特徴
横山彰人建築設計事務所の横山です。
たくさんの風を入れようとしたら縦すべりでしょう。
また防犯上外に格子を取り付けようとするなら縦すべりは外に開くので、上げ下げ窓でしょう。
見た目の窓のスッキリ感は縦すべりだと思います。
掃除のしやすさは縦すべりです。
分からないところがあればご連絡下さい。
横山彰人
sayasayaさん
ありがとうございます。
2009/08/31 19:27詳しいご回答、ありがとうございました。
上げ下げは両方とも動くものを検討していました。
ショウルームの方も、バランサーの調節が2年に一回くらい必要だと言っていたので、できれば、縦すべりの方がいいかなと思っているのですが、掃除のしやすさが、心配でした。
もう一度、ご意見を参考に検討したいと思います。
ありがとうございました。
sayasayaさん (愛知県/35歳/女性)
sayasayaさん
ありがとうございました。
2009/08/31 19:34くわしいアドバイスありがとうございます。
2階の三つ並べてつける窓は、縦すべりにしようと思います。
自分では、両上げ下げ窓の方が掃除がしやすいかなと思っていたのですが、縦すべりも大丈夫との事で、安心して、縦すべりにすることができました。ありがとうございます。
再度質問させてください。
?一階も、縦すべり防犯ガラスかなと思っているのですが、両上げ下げまどに格子の方が、防犯上有効なのでしょうか。
?また、脱衣所の洗濯機の上の窓を今のところ量上げ下げに格子を付けているのですが、ルーバーに格子でも大丈夫でしょうか。
どうか、お教えください。よろしくおねがいします。
sayasayaさん (愛知県/35歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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