対象:投資相談
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ドル建て保険の利用価値。
はじめまして、FPの岩川です。
まず、価格変動のない銀行預金と
為替リスクのあるドル建て保険は、全くリスクとリターンの異なる商品なので、比較対象になりません。ファミリーカーを検討しているのに、安いですよと、スポーツカーを勧められているのと同様です。
投資先をよく理解しましょう。
ドル建て保険は、主に米国債券に投資をしています。
米国債券に投資する手段は、
ドル建て保険や年金を購入するだけでなく、
証券会社でダイレクトに購入することができます。
つまり、保険の機能を利用しない場合、
わざわざ保険を経由して投資するよりも、
ご自身でダイレクトに米国債券を購入した方が、明らかにコスト面で有利です。
また、保険会社で貯蓄をすれば、保険会社の破綻リスクを受ける事になりますが、
米国債券であれば、米国が破綻しない限り、なくなることはありません。
それから、為替です、
為替は、現在、円高と考えられるかも知れません。
今後、円安になるかも知れませんが、さら円高になるかも知れません。
つまり、どっちに動いても、損失が出ない期間をじっくり保有させることが大切です。
投資は、投資を専門にしている人に相談しましょう。
保険は、経済的なリスクを回避するための手段です。
貯蓄する手段ではありません。
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
間違いだらけの外貨投資 その1
http://toushinmkt.seesaa.net/article/113725274.html
ドル建て年金保険の利用価値
http://toushinmkt.seesaa.net/article/115131250.html
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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ドル建て保険加入のポイント
いちごまめさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
お金を効率よくふやしたいというお気持ちがあるようですね。今まで貯蓄によって堅実にお金をふやされてきたのだと思われます。ドル建てのものに投資されるのは初めてでしょうか。
ところで、ドル建て養老保険は一時払いでしょうか。それとも月払いや年払いでしょうか。
一時払いとしたら、仮に300万円の定期預金がなくなったとしたらいくら手元にお金が残っておられるかが気になります。
もしお金がほとんど残っていない状況になるのであれば、ドル建て保険への加入をやめられるか、どうしてもしたいというのであれば払い込むお金を少なくするのがよいと思われます。
月払いや年払いであれば、毎月の家計管理の中で保険料が負担に感じないかどうかがポイントになります。年払いは月払いより保険料が安くなるメリット、月払いには投資時期を分散するのと同じメリットがあります。加入される場合はお気持ちに合わせて選びます。
過去十数年で見るとタイミング的には好条件のように見えないことはないのですが、資産運用である以上絶対ということはありません。とっさの時に使えるお金が少ないと、ちょっとした為替の動きでさえかなり気になったりしがちです。
ドル建て保険を除いて考えられた5年後や10年後の貯蓄残高を、いちごまめさんなりにシミュレーションされるとなお良いでしょう。
無理のない貯蓄や資産運用を心がけてください。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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運用の目的を考えましょう。
はじめまして、いちごまめさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
積立利率変動型〜という事は、これからの貯蓄として積立をされると言う事でしょうか。
一時払いの養老保険ではある程度短期間で手数料分を取り戻す事が出来るでしょうが、積立として毎月保険料をはらうタイプでしたら、不安に思われているように途中解約の時には積立た資金より大きくマイナスになる場合があります。
更に現在は円高だといっても、これ以上の円高になった場合にはマイナスの幅は大きくなります。
運用期間などを細かく設定されて、運用目的で金融商品を考えられておられるのであれば、保険商品ではなく運用を目的とした商品で運用をされた方が良いでしょう。
仮に運用期間が短ければ、銀行などの普通預金や定期預金などの方が安全でしょうし、証券会社などで取り扱っているMMFというものも選択肢に入ると思います。
5年以上は使わないのであれば、投資信託などで運用する事も考えられます。
期間が短い場合には、債券などを投資先にしている債券型投資信託を多く取り入れ、運用期間が長いようであれば、ある程度リスクはあっても取り戻せる期間もあるので株式などへ投資をした株式投資信託の割合を高めて運用するなど、資産配分をしながら分散投資をされた方が良いでしょう。
評価・お礼
いちごまめさん
迅速な対応ありがとうございました。
参考になりました。
焦らず自分でも調べて、じっくり決めようと思います。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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通貨分散と利率の観点から比較材料をお届けします
いちごまめ 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
当該商品はドル建て商品で10年後のドル円の動向により成績が決まるリスク(振れ幅)の高い商品です。(また短期間で解約すると手数料が高く元本割れする場合もあります)。
換金の容易さや、為替リスク、及び利回りの三点から考える材料を提示します。
為替リスクを抑えることをお考えであれば、通貨をドルだけに集中するよりも、リスク分散の上からも他の通貨との組み合わせにより、価格変動リスクを抑える工夫が必要と考えます。
例えば、ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなどの債券と組み合わせて分散を図るか、海外債券の指数に連動するインデックス・ファンドの購入
または、米国の市場に上場している、S&Pシティグループ・インターナショナル・トレジャリー・ポンド・インデックス(除く米国)(米国外の先進国国債の価格及び利回り連動を目指す)に連動するETFとバークレイス・キャピタル米国総合インデックスに連動するETF(米国の投資適格債券市場全体に投資します)などの組み合わせが考えられます。
なお、インデックスファンドとETFは、基準価格とファンドが保有債券で得る利子率が変動します。
宜しければ他のリストも参考としてください。
http://www.officemyfp.com/etf-5.html
補足
一方、金利は高さも、比較が大切です。
本日22:30にD大手証券がHPで提示している、米国国債ゼロクーポン債で、9.5年後の2019年2月15日償還のものの販売利回りは、3.757%で、翌年202年05月15日のものは販売利回りが4.122%です。
購入後もいつでも換金できることを考慮のうえ、銀行から提示されるいるものとの比較検討ください。
なお、この場合は購入時の販売利回りでドルでの利回りは固定されます。
ドルでの運用をお考えの場合は、ゼロクーポン債の購入、
長期的な資産形成では、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされていますので、ETFの購入かインデックスファンドの購入をお勧めします。
評価・お礼
いちごまめさん
ご意見いただきありがとうございます。
今後の参考にします。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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為替リスク
いちごまめさん、今晩は。CFPの小林治行です。
日本の養老保険は以前は利率が良かったので大変人気でしたが、昨今は泣かず飛ばずになっているようです。
ご検討中の商品の利率が分かりませんが、注意はドル建てという点です。
外貨建てを保有すると常に通貨を気にしなければなりませんが、表面利率より通貨リスクは不安定です。10年後の通貨を言い当てる人は誰もいません。
現在の預金を不安定の波にさらして良いかどうかは貴方のお考えに掛かっています。
しかしもし安定をお望みなら、ドル建ては敬遠されたほうが良いように思います。
外国物をご希望であれば、サムライ債〈円建て)でシングルA程度の物はあるようです。但し、余り聞いた国ではないかも知れないので、逆にカントリーリスクも懸念されます。
つまり表面利率が高ければ、リスクも高いという一般法則です。
ファイナンシャルプランナー
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養老保険は向いていません。
いちごまめさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
>当面は使う予定がないお金ですが、いつ必要になるかも分かりません。
そういうことですと、ドル建て養老保険は向いていません。
養老保険ということで、あくまでも死亡保障の商品です。死亡保障が必要ないのであれば保険に入る必要はありませんね。
保険料の一部は保障部分に充てられて後の残りが運用に回ります。
また途中で解約すると元本割れてしまうでしょう。
ドル建てということは運用先はアメリカ国債です。
運用部分だけを考えてももっと分散したほうがいいでしょうね。
定期預金の300万円の使途を考えてみましょう。
たとえば、いつでも元本保証で使えるように短期の定期に100万円
(普通預金にいくらあるかで金額は異なってきますが)
100万円は老後資金に
長期分散投資と考えて投資信託での運用
のこり100万円は結婚費用?
円建てのMMFなど預貯金よりは利回りが高く極めて元本割れのない商品
使途、いつ使うかによって運用商品は異なります。
それを考えてみましょう。
少なくともドル建て養老保険に300万円というのは賛成できません。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
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