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対象：住宅設計・構造
マイホーム計画中です。
農振地域 調整区域なため 着工できるのは１年以上先の話ですが、先日 主人の父が造成の見積りのことなど親戚の大工に相談に行きました。
「大工に相談に行くと建築も頼まないと角が立つ」「若いお前らだから 好きな業者でたてたらいい」と言ってくれ義父もギリギリ行かなかったのですが、ついに行ってしまったようです。
すると、案の定「やらせてほしい」と言われ、義父も遠まわしに私たちにその大工に頼んでほしいということを言ってきます。
６０歳近い 宮大工さんで 腕は確かと 義父は言いますが、実際に建てたものを見たこともなくお会いしたこともありません。そんな状態で「お願いします」ともいえず、かと言って 実際に会うと、更に断りにくくなると思い 冷戦状態です。
宮大工さんということで、確かな家を建ててくれるのではないかと思ってる反面
?予算が合わない （坪６０万前後）
予算が合わないために どこか（間取りや内装）を削れと言われた時に
?親戚ということ 義父の手前 自分たちの言いたいことが言えなくなるのではないか
?万が一納得のいく家ができなかった場合 「あの大工さんに頼むんじゃなかった」「あのときお義父さんの言うことを聞いていなければ」と家族・親族の間に溝ができてしまうのではないか。
?大工さんは「プライドが高くお客の言うことは聞いてくれなくなる」とか「詳しい図面を書かず経験だけで家を建てるから欠陥住宅ができる」とか聞いたことがある。
という不安点があります。
そこで、会って話をすることになった場合、確認しておいた方がいいことを具体的に教えてください。
相手も納得のいくどうしても頼めない理由があれば断れますし、
話をして私たちも納得ができれば大工さんにお願いすることもできると思います。
えりいなさん
回答：4件
専門家長い目で家のことを考える必要がありますよ
えりいなさん
はじめまして、文面拝見しました。
親戚の大工さん、家の話を聞いたら建てたくなるのは職人として当然かも知れませんね。
もちろん信頼出来るかどうか?は会ってみたり、その大工さんが建てた家を見せてもらうなどはとても重要です。
それ以外に大切な視点としては、その大工さんは一人でやっているのか?グループでやっているのか?元請けの工務店として受けられるのか?などがポイントになってくるでしょう。
例えば、60歳の方だったら、後10数年経てば、家の面倒を見ることは難しくなるでしょう。そうした時に、引き継いでやってくれる人がいるのかどうか?は大切です。親戚の大工さんがどこかの工務店に属して大工工事をしているのなら、工務店と契約して家を建てることになると思いますので、その辺りをまず聞かれるといいと思います。これから家を建てて数十年過ごしていくのですから、ここはとても大切です。
また、家の保証などを取ることを考えている場合は、きちんとした工務店さんでないと難しい可能性はあります。
まずご夫婦でどういう家造りを望んでいるか?を擦り合せる必要があるでしょう。長い目で見て家に関わってくれる工務店を選ぶのか、それとも、地元のご縁を大切にして、信頼が置けるのならその大工さんにお願いするのか。
一度お会いになられて、その上で判断されるといいと思いますよ。
会う時は「まだどこで建てるかは検討中です」とはっきり言われる方が良いと思います。
その時点でまた分からなくなったら、投稿してみてくださいね。
お待ちしています。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- （建築家）
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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志田 茂
建築家
-
設計事務所に依頼してみては
志田茂建築設計事務所 志田です。
御相談のパターンでは、たいがい、当人はあまり言う事もいえず、大工さんの「こうあるべきだ」という考えに押されてしまいます。
誰に作ってもらうか・・という事も大切ですが
どんな家を作りたいのか・・・が一番大切だと思います。
あなたが、、、たとえば、どこどこのハウスメーカーのような家が欲しい と思っているのなら、そのメーカーに頼むほうが、幸せになれます。
家を建てるのには、建て主も勉強が必要です。
まだ、「誰に頼む」という段階ではないような気がします。
1〜2年掛けて、ご自分達が、どうゆう生き方をしたいのか、どうゆう暮らし方をしたいのか
ご夫婦でじっくり考えてみてください。
ハウスメーカーの広告の表面的な事にとらわれず、その大工さんの仕事もしっかりと見て、
「家」について、きちんと考えてみてください。
「しっかり勉強して、それから考えますから、今は待ってください」
とはっきりと意志を示し、毅然とした態度をとってください。
あやふやな態度は、全員を傷つけます。
勉強した上で、その大工さんに頼むなら、それはいいでしょう。
その時、なんのしがらみもない、設計事務所に依頼してください。
もちろんご自分達で探すのです。
きっと、みんなが満足いく結果になると思います。
森岡 篤
建築家
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「設計」を別に頼む
えりいなさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
それはお困りですね。
ご心配の点はもっともで、どれも可能性が否定できません。
我々も、親戚、知り合いの仕事をすることがありますが、合理的に仕事をするつもりが、良く相手と知り合いであるがゆえに、どこか重要な手続きを飛ばし、問題を起こすことは良くあることです。
昔ながらの大工さんの場合、工事だけでなく設計も行う「設計施工」ですが、経験だけで進めがちで、図面をきっちり書いてくれないと、意志の疎通が取れないということになります。
今は確認手続きが面倒で(調整区域はなおさら)、大工さんの建築士資格の問題も含め、困るのではないでしょうか。
全て解決できるかどうかわかりませんが、設計監理をこのAllAboutサイト等から選びお願いし、「設計」を切り離したらいかがでしょうか。
えりいなさんご家族と設計者と打合せ、設計して設計図を作り、親戚大工さんに見積してもらい、予算が合えばお願いし、全く合わなければお断りする。
これが、断る場合の「相手も納得のいくどうしても頼めない理由」と思いますが。
参考にしていただけたら幸です。
パルティータ建築工房サイトはこちら
東京都中野区の建築設計事務所 注文住宅/二世帯住宅/リフォーム
住宅の疑問にこたえる、「住宅こたえるね!ット」はこちら
中村 雅子
建築家
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作品を見せてもらうこと
こんにちは。
タジェールの中村です。
私は設計者であれ、大工さんであれ、
まずは''実際に建てられた住宅などを''
''見ることが一番''だと思います。
施主の要望は反映されての作品ですが、
やはりその人の特徴というものが
現場に現れると思います。
ひとつでなく、数軒見れればより良いですね。
相手もそうですが、自宅を建設される前に
''自分たちの理想の家像に出会えた方は''
''最後まで迷わず、うまく行くことが多いからです。''
参考まで。
タジェール 中村 雅子
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