対象:住宅設計・構造
こんにちは。
新築を考えており、お陰さまで色々あって2社まで絞り込めましたが
どちらにするか迷っています。
A社(在来工法+モイス)はフォームライトSLを新省エネ基準レベル厚みでの吹き付け(室内壁は石膏ボード+珪藻土)
B社(在来工法+ダイライト)はセルロースファイバのデコスドライ工法で次世代基準です。(室内壁は石膏ボード+ビニルクロス)
サッシと窓については両者同等の物使用です。(トステムデュオ)
A社B社とも、間取りは全く同じです。また、施工もきちんとしてくれそうです。
その上で、断熱性能にはどのくらい差が出るのでしょうか。
フォームライトSLは防湿フィルムが必要なので、施工さえきちんとされれば問題
なさそうですが、もし湿気を含んでしまったばあいに劣化などしないかが少し心配な点です。・・・が、予算が良心的なのはA社です。
迷ってしまいます。
宜しくお願いします。
yokochinnさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
野平 史彦
建築家
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総合的な判断を、
yokochinn様
住宅の基本性能面をハード、仕上げ面をソフトとすると、
A社はハードが弱く、ソフトが強い、
B社はハードが強く、ソフトが弱い、
といった感じなので、確かに悩みどころだと思います。
断熱の問題は、新省エネと次世代では、明らかに次世代の方が上ですし、
セルロースファイバーは密度が高いので、次世代基準以上の性能を持ち、内部結露に対する安全性も高いと言え、反対にフォームライトSLは、あなたが心配しているような懸念は確かにあります。
これは、防湿フィルム張りをどれだけきちんと施工できるかにかかっていますが、きちんとやっていれば問題は少ないとも言えます。
問題は断熱の面だけのことではないので、竣工後、住み始めた後もメンテナンス等、きちんと対応してもらえる事等も含め総合的に判断されたらいいのではないでしょうか?
評価・お礼
yokochinnさん
こんにちは、
回答、ありがとうございます。
なるほど・・ハードとソフトですね。
よくよく検討しました。
やはり、ハードにまず優先順位をおいていきたいと思いました。
メンテや予算のことなど、諸々総合的に考え、
B社に設計施工して頂くことにしました。
壁などに関しては出来る限り健康素材をセルフビルドでやっていこうと思います。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
良い家が建つとよいです。
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