犬のしっぽ噛み

子犬の時期にしっぽを追いかけることは珍しくありませんが、成犬になってもその行為が残っている場合は、ほとんどがストレスによるものです。

辞めさせなくても大丈夫かというご質問ですが、酷い場合はしっぽの毛が抜ける、常に傷ついた状態になる可能性もあります。

そこまで行けば、人間で言えばストレスが原因による、自傷行為。

文面から察するに、適切なしつけがなされていないようですね。

適切なしつけを犬にすることは、ストレス軽減にもなりますし、ストレスを発散させる遊びのアドバイス、ストレスを軽減できる飼育環境の提案も、しつけインストラクターの仕事です。

大阪には（社）日本動物病院福祉協会認定の家庭犬しつけインストラクター[[http://www.jaha.or.jp/capp/instructor.htmlが数名います。

ぜひ、相談なされることです。

※拙書「犬は知的にしつける」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
をご覧いただければ、「しつけとは何か？」をご理解いただけると思います。ぜひご一読下さい。

若い犬や子犬によく見られます。
退屈な環境で「何かやりたい！」という気持ちが溢れて、尻尾を追いかける行動になってしまっているようです。ストレス行動の一つです。
ご家族の病気でかまってやれなかったとありますので、おそらくそれまでの家族との時間が極端に減ったことなどでストレスを感じてしまったのでしょう。

多くのケースで、きちんと頭を使うトレーニングをしたり、お散歩に行ったり、おもちゃを使って遊んであげたり、そういった時間を作ってあげれば満足して休んでくれるようになります。

ご家族の看病でなかなか時間が割けなくても、チワワちゃんが一匹でも退屈しないように、おもちゃを与えたり、たった5分でもトレーニングしてあげるだけで変わってくると思います。

トレーナーさんにご相談されたのですね。
チワワちゃんにとっても悦子さんにとってもいい結果が得られるといいですね。

文面から考えると、ストレスによる行為だと思います。
もちろん止めさせたほうが良いです。

お近くのしつけインストラクターに問合せをしたということなので、しつけをきちんとし直せばしっぽを噛む行為はなくなるでしょう。

プロのアドバイスのもと、ぜひ悦子さんとワンちゃんのより良い関係を築いてください。