対象:新築工事・施工
近々、戸建て注文住宅を建設しようと考えている施主です。
先日、建築請負契約を結ぶ予定の工務店に、「セルロースファイバーによる1階の床断熱は、ファイバー施工した後に水回りのパイプ等で穴を開けないといけない関係で、通常はやっていない。通常は断熱スチロールを使っている」と言われました。
セルロースファイバーの床下への施工には、この工務店が言うように本当に問題があるのでしょうか?
それともやり方次第では問題なくきちんと施工できるのでしょうか?
ご教示頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
chimtengoさん ( 福岡県 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
横田 之宏
建築家
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外気がどこを通るのかが重要です。
横田建設マネジメントの横田です。
床下の断熱に関してはどの熱を遮断するのかを考えてください。1階の床と外気との熱の遮断なので床の下地に密着していないと効果が薄れます。その点から、床下の断熱材を考えると、耐圧盤の上に堆積させても意味が無く、根太の間に充填する必要があります。大引きの間に充填する方法でセルロースファイバーでの断熱は行いますが、床下に関しては板状の物を使うほうが上記の構造形式を簡単に作れる為 成型断熱材としてスチロールを使用することが多い様です。
評価・お礼
chimtengoさん
いろいろ確認した結果、床の断熱材にはやはりセルロースファイバーではなく「断熱スチロール」を使うこととしました。回答ありがとうございました。
chimtengoさん
根太の間には充填できない?
2009/06/29 21:55確かに、業者のパンフレットを見ると、床断熱にセルロースファイバーを使う場合は、「大引」の間に充填し、デコスシート→根太→床板となっており、根太の間は空間になっているようです。
こういう感じで根太の部分に空隙がある状態でセルロースファイバーを施工するよりは、スチロールを根太間に敷き詰める方が、断熱の効果はより高い、と考えてよいのでしょうか。
さらに、「セルロースファイバーは雨に濡れるとまずいので、あまり床の断熱には用いられない」というのも聞きましたが、やはりそうなのでしょうか。
chimtengoさん (福岡県/38歳/男性)
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