対象:ペットの医療・健康
14歳の雌猫です。
もともと気難しく偏食な子でしたが、春頃から急に食欲がなくなり動物病院で血液検査を受けました。
数値には異常がなく健康でしたが、右の奥歯に歯肉炎があって、それが原因かもしれないとのことでした。
以前は年齢にあった総合栄養食表示のウェットやドライフードを食べていましたが、今ではお気に入りの一般食のウェットをわずかに食べるだけになり、栄養の偏りなども心配です。
動物病院では「高齢なので、歯石を取ったりするのはちょっと怖いですね」とのことで、内服薬をいただいたのですが、ご飯をあまり食べないため薬を飲ませるのも大変です。
(抱きかかえて喉に押し込み「ゴクッ」とさせるんですが、あとで寝床でこっそり出していたりします)
2週間分のお薬を飲み終わっても、それほど食欲は回復しませんでした。
14歳とはいっても健康な状態ですし、外科的な歯肉炎治療が可能なら今のうちにやってしまったほうがいいのでしょうか?
のちのち「あの時にやっておけばよかった」と後悔するのでは、と思うと気が気ではありません。ご意見を聞かせてください。
咲輝さん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:2件
猫の歯肉炎治療
その通りだと思います。
現在では、獣医麻酔学がとても進歩して、高齢の動物、重症の動物でも麻酔を掛ける場合が多くあります。 当院でも22歳のネコちゃんの転移性頚部腫瘍の手術を2ヶ月間隔くらいで実施しています。 それは若い動物とちがって充分な注意、術前、術後のケアが必要になりますが、血液検査、胸部X検査など相当の異常がない限り、抜歯程度の時間の麻酔には 充分耐えることができると思います。
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RE:猫の歯肉炎治療
確かに食欲不振の原因は歯にある可能性が高いと思われます。食欲を失うほどの歯肉炎の治療には歯石除去だけでなく、抜歯が必要となってくると考えられます。抜歯を伴う歯科処置の場合にはほとんどが全身麻酔下での治療と考えられます。
歯石の沈着は今後感染症、下痢などさまざまな病気を引き起こす可能性があります。血液検査で問題がないのであれば、麻酔をかけるにあたり追加検査として肺の疾患はないかどうかを確認するための胸部レントゲン検査などを行い、問題がないのであれば早めの歯科処置をおすすめいたします。
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