外壁を漆喰で仕上げる場合の注意点

大工兼建築士の立場で本音トークで書いてみます。楽しんで読んでいただければ幸いです。
私が、下請として大工工事に関わっていたときのことです。
タイトルの義父の方は、とても嫌がっていたということです。
漆喰はクラックが入りやしくクレームになるケースが多いからです。
親子であってもそれを危惧してやりたくないと言っていたそうです。
若夫婦がそれでもいいから父の塗った漆喰の家に住みたいと説得したそうです。
その方は孫と一緒にいられることがうれしくてがんばってやっていたみたいでした。
結局、一人でやってしまったようですよ。

漆喰の材料自体は特別に高価ではないと思います。仕入れルートのある義父に聞くのが一番でしょう。業者の仕入れ価格で仕入れができるんですから。
自然素材の朽ちていく美しさを楽しめる心のゆとりがある方にはいいものだと思います。
漆喰をぬれる左官が最近いないといいますがクレームになりやすくて手を出さないのが職人の本音でもあるようです。

職人の義父にとって仕事の後のおいしいお酒とあなた方の感謝があればそれだけで満足なのではないでしょうか?

2mの高さに関しては、防犯、耐震、日照の問題等、検討したほうが良いと思われます。
現在の家を設計した、確認申請を提出した設計士さんと検討しているのであれば大丈夫ですが。
そうでなければ法に触れる可能性もあります。

おはようございます、オバアツさま。

先ず、塀の高さが2Mと言うのは少し、高い様にかんじますね。

目隠しだけを捉えると確かに必要かもしれませんが、防犯上を感んがえると少し疑問です。

敷地内に入りにくい高さの塀は、入ってしまえば、外からの目線を気にせずに仕事ができるのです。

オープン外構とまでとは言いませんが、敷地の中を見渡す事の出来る、塀の高さや、素材の選択が

主流となってきています。


上記を基本に、ご提案ですが、ブロック積みの上に木塀を可能な限りDIYにて仕上げていくと言うのはいかがでしょうか?

PROとの棲み分けとしては、ブロック積み(4段位、約80センチ)と木塀の為の柱の仕込み(アルミの角柱か、ステンのアングル)までをPROにお願いする。

ブロック部分に漆喰を塗り付ける事や気塀を貼付ける事、塗装などをご自分たちで行う。

義父さんが左官職人さんということなので、施工ノウハウに困る事もないでしょうし、

何より、家づくりの想い出と我が家への愛情が強くわいてきますよ+安く済みます。


是非ご夫婦と義父様で挑戦してみてはいかがでしょうか?


写真は同じ様にDIYにて既存のブロックの塀に漆喰をDIYにて施工された塀です。

ブロックの平坦で直線的なフォルムを隠す為、予め厚塗りセメントで凸凹とした下地をつくり、その上から漆喰を塗り付けています。

2〜3人で行えば下地、上塗りで2日あれば充分に行えると思います。




答えが、ずれた方に行きましたが、可能性の一つとして、お考え頂ければと思います。





感謝。



for the children
すべては未来の子どもたちのために。。



LIVES FACTORY

higuchi