対象:住宅資金・住宅ローン
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このたび結婚が決まりました。
彼の年齢を考え、新築一戸建ての購入を考えています。
まだ、ローンについても調べ始めたばかりでよく分かっていないのですが
気になる物件を見つけて悩んでいます。
購入は可能でしょうか?
彼は38歳。年収は500万弱。
私はパートで年収100万です。
家電の購入費などは別に手元にありますので
手数料などは少し入れて借入額は2900万円、35年です。
まだ審査など受けていないので分かりませんが、
今後の事も考え月々の支払いは9万円ほどにしたいのですが
どのようにすると良いでしょうか?
不動産屋さんにはそれくらいでいけるでしょうと言われましたが、
銀行のHPでシュミレーションをしてみるともっと高くなってしまいます。
se5255さん ( 愛知県 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
住宅ローン選びについて
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
不動会社の言っている「それぐらいでいける」というのは変動金利を勧めているのでしょう。
変動金利だけは選ばないようにしてください。その理由としては金利の上昇リスクがあるためです。変動金利は6ヶ月に一回金利の見直しがあります。そして、5年に1回返済額が見直されます。今後お子様が産まれるとますます支出が増えます。その上に住宅ローン支払も増えると収入がそれにあわせてアップしないと厳しくなります。
今のような金利の低い時代は固定金利を基本に検討しましょう。金利の固定期間を何年にするのかについては、今後の完済目標によります。
あと忘れてはいけないことは、住宅を購入するとローンのほかに固定資産税がかかってきます。また、家の修繕費をご自身でためないとなりません。築10年ぐらいで100万円から200万円を目標にためておきましょう。きちんとメンテナンスをしないと建物はもちません。
あと不動産会社の最近のトークでだまされてはいけないことは、「金利が上昇したら固定金利にすれば良い」というトークです。金利が上昇したら固定金利にすれば良いといっても金利が上昇するときは固定金利のほうが先に上昇します。変動金利が上昇したら変更ですと手遅れになりますので、常に固定金利の状況をチェックしないとなりません。変更のタイミングはかなり難しいでしょう。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入の件
se5255さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『購入は可能でしょうか?』につきまして、住宅を購入する場合、住宅を購入した後から無理なく住宅ローンを返済していただくためにも、頭金として物件価格の20%+諸費用程度は予め用意したうえで、住宅を購入していただくことをおすすめいたします。
また、住宅ローンを組む場合、ボーナス併用を利用しないで、毎月の手取り年収金額に占める住宅ローンの負担割合として、28%ほどに収まるように、住宅ローンを組むようにしてください。
住宅ローンの負担割合が30%を超えてしまうと、思うように貯蓄が出来なくなってしまい、将来予定しているライフイベント資金にも影響することもあります。
尚、住宅ローンの固定期間にはローンの適用金利が低く済む変動金利や短期固定金利と、ローン金利が高めの長期固定金利とがありますが、住宅ローンを組む場合、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行う予定ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、変動金利や短期固定金利を選択することになります。
ただし、ローン金利の見直しが頻繁に行われるため、返済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。
この場合とは逆に、繰り上げ返済はせいぜい3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には参りませんので、長期固定金利を選択することで、途中から金利が上がり毎月の返済額が増えたりすることがありませんので、将来のマネープランを立てやすくなります。
また、住宅の購入は人生の中でも最大級のかいものとなりますので、専門家に住宅ローンの組み方も含め、総合的なアドバイスを受けながら購入するようにしていただくと、住宅購入で失敗する可能性も低くなると考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄
山下 幸子
ファイナンシャルプランナー
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購入可能ですが、借入れ金額は慎重に!
se5255様、はじめまして FPの山下幸子です。
<彼の年齢を考え、新築一戸建ての購入を考えています。>
年齢というのは、住宅ローンを完済する年齢のことですね?
〇彼が65歳で仮に退職するとなると、退職までに住宅ローンが完済していないと
不安ですものね。実際のところ、返済期間が短いと金利負担(利息)は少なくて済みますが
毎月の返済金額は多くなります。購入しないといけない立場(老後に住む家を確保できない)
であれば、その決断は正しいかと思います。
〇次にどのぐらいの借入れがご自身にとって妥当であるかどうかは、
今後のライフプラン計画に左右されます。
子供は1人または2人なのかでかかる教育費も異なりますし、お二人の基本生活費等も考慮し
無理なく支払える住宅ローンはいくらか?を把握することが先決ですよ。
よくある相談に、奥様が働いている時は、滞りなく住宅ローンを返済できたのに、
ご妊娠で休職したとたん、返済に困るなど。
この失敗の原因は、「たぶん、大丈夫」という見切り発車で住宅を購入してしまったことにあります。先の例では、親御さんが、しばらく援助するということで、何とかなりましたが、
同じ失敗はしていただきたくないので、ご注意くださいね。
補足
〇ご参考までに・・・
よく不動産屋さんのチラシで「家賃なみでマイホームを・・・」という「広告」を見かけますが
あれは、住宅ローンのタイプがほとんど変動金利で計算されています。(ここ落とし穴!)
毎月の家賃がふわふわ変動していくようでしたら、安心して寝られないじゃないですか?
じゃあ、どうするの?というと固定金利(ずっと返済金額がかわらないタイプ)で考えましょう。
固定金利3%で毎月の返済金額を9万円・返済期間35年(完済年齢73歳)とするとボーナスなしで
2330万円です。金利がこの金利より低いとこの金額より多く借り入れますが、※短期固定金利や変動金利等
金利上昇リスクのあるものですと、
そのリスクはご自身で負うことになりますので、ご注意くださいね。
(現在のポイント:-pt)
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