一人だけ犬に噛まれる

犬との間に上下関係を作ろうなんて考えないでください。

必要なのは信頼関係です。

上下関係に関しては他のQ&Aにすでにお答えしています。
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/qa/detail/3161
同様に噛まれた時無視が効果がないことに関しては
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/qa/detail/3078
に
叱ることで犬の行動を修正しようとするのは効果的ではないことに関しては、
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/column/detail/10010
にアップしています。そちらをまずご参照下さい。

他のQ&Aやコラムでも記していますが、
犬は体験を学習します。
犬が眠くなると噛まれるのであれば、その前にクレートに入れ寝かせることです。噛むつくことを体験させないことです。

犬がある行動を高めるのは「その行動の結果いいことが起きている」「嫌なことがなくなっている」のどちらかです。
おもちゃ遊びをしている時に噛みつくのは、おもちゃよりも手を噛んだ方が面白い、またはおもちゃが取られるという「嫌なことがなくなる」と学習しているからです。

実はおもちゃ遊びは信頼関係作りに重要な要素の一つです。

おもちゃ遊びもそうですが、犬との信頼関係を正しく構築したいのであれば、飼い主が、「犬への正しい理解」と「犬に何かを伝えるにはどうしたらいいかの正しい理解」をする必要があります。

そのためには、しつけ方教室などに通われて、系統的かつ継続的なアドバイスとトレーニングなされることです。

ぜひ、Can ! Do !
http://www.petcom.jp/
にご連絡下さい。お力になります

※拙書「犬は知的にしつける」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
もぜひご一読下さい。
しつけとは何かということを、正しくご理解いただけると思います。

6ヶ月のボストンテリアちゃん、とってもやんちゃ盛りですね。パワーも有り余っているように思えます。
お散歩は普段どれくらいしていますか？お散歩もただ歩くだではなく、一緒に走ったり、信号待ちではオスワリをさせたり、メリハリをつけ、内容を充実させてください。
頭を使う散歩をすると、良い意味で疲れてくれます。6ヶ月ですもの、まずはお散歩などで、パワーを発散させ、たくさん遊んであげることが大切です。
ただ、お散歩でもメリハリをつけるように、遊びの中でもルールを作り、メリハリをつけていきましょう。
「ひっぱりっこ」ですが、犬が興奮しやすく、猟本能を刺激する行動に近い遊びになりますので、ルールなしで犬が主導権を握った遊び方になると、危険です。どの遊びでも同じですが、「ひっぱりっこ」は特に飼い主さんが主導権を握ることが必要です。犬が興奮する前に「放せ」や「ちょうだい」と言って放させる。そしてオスワリやフセをさせてから、また遊んであげる。というように、ルールを徹底してあげてくださね。
また、おもちゃではなく、手を咬んでくるとのことですが、やはり手を咬んだときの飼い主さんの反応がおもちゃを咬んでいるときよりも、刺激的で楽しい！！と勘違いをしている可能性があります。おもちゃを持っていない手は後ろに隠し手よりも、オモチャを魅力的に動かすことがポイントです。（大きめのオモチャを使うこともおすすめです。）

また、上下関係にこだわらず、まずはしっかりと遊びの中や普段の生活の中でルール作りをして、頼りになるお母さんを目指してくださいね！！上下関係よりも「信頼関係」が大切です。6ヶ月の元気なさかりのボストンテリアちゃんですので、興奮度も高く、戸惑うこともあるかと思いますが心にゆとりを持ち、大きな気持ちでワンちゃんを受け止めてあげてくださいね。

ボストンテリアは興奮しやすい犬種です。興奮させる遊びをするよりも、頭を使う遊びを心がけて下さい。ある程度ワンちゃんをコントロールできるようになるまで、引っ張りっこは中止したほうが良いと思います。

特に大声で叱ったり、押さえつけたり、といった行為は犬の興奮を助長します。よく従うコマンドを駆使して、犬が人の言葉に耳を傾け、それに従う時間を頻繁に作って下さい。

愛犬を長くお留守番をさせている負い目から、帰宅後に大いにワンちゃんを甘やかしているケースに度々出会います。
ワンちゃんとご家族との関係は、その接触時間の中で築かれていますから、限られた時間の中でけじめのある接し方をしていないと、やっぱり勘違いが生じることになりますのでご注意ください。

＞お手・おかわり・フセ等には素直に従いますが、
＞ダメ、いけないという命令だけ聞いてくれません。
コマンドによって従う・従わないを犬が決めているようですね。これではしつけがうまくいっているとは言えません。

しつけ教室に通うか、出張指導を受けてワンちゃんのしつけに一から取り組んでみて下さい。
関係が改善されれば、「ダメ！」にも素直に従う犬になるはずです。

遊びも終わりも全てが飼い主さんが主導で接したらいかがでしょうか？

遊んでいる最中も、少しでも歯が当たるなら即中断です。あんなに楽しかったのになぜ？
それと、遊び終わりの『放せ』もがんばりましょう。
これって重要ですから。
終わりの最終段階で従うかどうかが分かれ道です。

私は、上下関係は、ある程度は大事だと感じています。

大事なのは、上下の関係の作り方です。
これは、決して力で奪いとるものではないです。

しかし、ご主人は力で「上」だと認識させることに
成功したようですね。でもこれは、力だけの問題では
ないのだと思います。

ご主人は、なかなか立派な、意志がしっかりしていて
頼もしい、堂々としている方ではないですか？

具体的には、今の奥さんとの関係だと、噛まれた場合には
ハウスに入れて、しばらく無視するのが良いと思います。
その間はご主人と、遊ばないようお願いしてください。

ひっぱりっこはしばらくお休みするか、どさくさ（意図的！？）
に噛まれたら、ハウスに入れるようにするか、してください。

あとは、Doggy LaboのHPに、アドバイスを１０ほど
載せていますので、それをすべてやってみてください。
良い関係が作れるかもしれません！

愛犬といいつきあいがしたい方のためのアドバイス１０☆
http://www.doggylabo.com/rules/10tipsnew.html