前回アダルトチルドレンの回復方法について質問いたしました。アダルトチルドレンの本を読んだり、家族と話したりしながら、
回復をはかっています。
さらに先日、カウンセリングに反対だった主人も許してくれて、
初めてカウンセリングを受けてみました。カウンセリングについては、まだ受けたばかりですので大きな変化は感じていません。
毎日、一進一退しながら回復している気がするのですが、最近父親と話したときに、私の昔の記憶が一部ないかもしれないと思いました。
幼い頃、私の母は妹だけを可愛がり、私に冷たい仕打ちをしていたというのです。
しかし、私には幼い頃に冷たくされたという記憶がなく、どちらかというと思春期に受けた母からの暴言をよく覚えています。
今でも思春期のころのことを思い出すと怒りや悲しみに襲われることがあるので、幼い頃の記憶を思い出したらもっとつらい思いをするのではないかと思います。
幼い頃の記憶がないというのは、通常多くの人にもあるように思われます。事細かく覚えている人のほうが珍しい気もします。
ですが、このようなツライかもしれない記憶というのは、
忘れたままのほうがいいのでしょうか、それとも、思い出して乗り越えたほうがいいのでしょうか。
とても気になったので質問させていただきました。
よろしくお願いします。
はるにゃんこさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
長江 信和
心理カウンセラー
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【自然のままに】
はるにゃんこさん、お久しぶりです。ご主人の理解が得られ、カウンセリングをはじめられたとのこと。回復につながる、大きな第一歩が踏み出せましたね。
さて、(解離性)健忘についてですが、つらいトラウマを経験された方によく見られる現象です。例えば、幼少期に虐待を受けた方は、そのときの記憶をすっかり失うことがあります。過去の記憶の扱いについて迷われているようですが、そもそも、無理矢理思い出すことは難しいと思います。思い出さなければ、特に気にしていただく必要はないでしょう。
仮に、思い出して辛い思いをされたとしても、はるにゃんこさんは、ここまで立派に生き抜いてこられたわけです。記憶よりも辛い、実際の体験を乗り越えています。また、そもそも人間の記憶はあいまいで、必ずしも事実を示すものではないことも知られています。現在は、カウンセラーの助けもありますから、安心して、過去の再評価に取り組んでいただくことができるのではないでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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