対象:マッサージ・手技療法
鍼灸院で体験したことでプロの視点でのご意見をお聞きしたく、
質問させていただきます。
今年に入り鍼灸院に数回通いました。メインの治療は先生がしてくださるのですが、そのあとのお灸などはお弟子さんたちが担当です。
お弟子さんによるお灸のあとで、針が体に残っていないかどうかのチェックとして、下着(ブラではなく、下)に手を入れられ、お尻を触られました。もちろん、鍼が残っていないかどうかのチェックだという目的は理解できるのですが、触り方というか、なんだか以前に先生が同じ目的でチェックといって触れた時となんだか違うのです。チェックというよりも、マッサージ!?って感じたくらいです。すごーく嫌な気分になりました。
本題の質問ですが、鍼治療の後の、鍼が残っていないかどうかのチェックというのは、どの先生(治療院)も必ずされていることなのですか?
また、異性の患者に対してそのようなことをする場合、同意を得るなど、何か一言はないのでしょうか?
自意識過剰と言われてしまえばそれまでですが、
必要なことといえ、異性に下着の中に手を入れられるのは不快でした。
その治療院には女性スタッフもいるのですから、
お尻を触る行為は、女性スタッフにやってもらうなど、何か配慮があってもいいのにな・・・と思った次第です。
先生はとてもよい方で、治療の効果も感じているのですが、
あるお弟子さんによるそのことがあってから足が遠のいてしまっています。
rainymondayさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
手塚 幸忠
鍼灸マッサージ師
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問題があると思います。
ご質問ありがとうございます。銀座ルーチェの手塚です。
私は鍼灸マッサージ治療院を経営する一方で、鍼灸学校でも教鞭をとっているので
鍼灸師というプロとして、また学生を指導する立場としてコメントさせて頂きます。
まず、鍼が残っていないかのチェックをするかという質問については、する治療院
としない治療院があります。これは鍼の抜き忘れを防止するためにどのような対策
をとっているかの違いです。例えば治療前後の鍼の本数を数えて同じかどうかを
チェックする治療院もあれば、rainymondayさんが経験されたように身体を触って確
認する治療院もあります。その他にも色々と独自に対策をとっている治療院もあると
思います。
ただ、どの方法にしても、rainymondayさんのように患者さんが不快に思う行為を
するのは論外です。身体の触り方に関しても、患者さんに不快に思わせない触り方
を練習するべきですし、下着に手を入れるのであれば、必ず患者さんの了解を得る
べきだと思います。
学生に指導する立場としては、卒業前に強く学生には意識してもらうように指導し
ているのですが、学生生活で練習を沢山する中で、人の身体を触ることが当たり前
になってしまっている学生もいて、そのような人には、もう一度初心に帰って、身体
を触ることの意味を考えて欲しいと指導しています。
今回の件に関しては、rainymondayさんには本当に申し訳ない思いをさせてしまった
と、業界を代表して言わせて下さい。不快な体験をさせてしまって、申しわけありま
せんでした。
もしrainymondayさんが嫌でなければ、せっかく良い先生にも出会えたのですし、その
治療院の女性スタッフにこの件を話して頂ければ、きっと良い対応をしてくれると思い
ます。
私も今後、学生に向けて、業界に向けてこのような事のないように、訴えていきたい
と思います。
今回はご質問ありがとうございました。
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銀座ルーチェ
手塚幸忠
評価・お礼
rainymondayさん
ご回答ありがとうございました。
自分の中で悶々と気になっていたことだったので、
専門家のご意見を聞くことができ、大変助かりました。
なんとなく女性スタッフのかたにも、このリクエストをお伝えしがたく、再診したいものの、やはり抵抗があります。。。
が、伝えてみたいと思います。
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