平成15年度に住宅を購入し、17年度末残高が約3千万円あり、年末調整で住宅ローン控除を受けていますが、昨年(17年)に出産し、医療費が50万円以上(助成金を引いても20万円以上)かかったため、医療費控除の確定申告をしようと申告書を作成したところ、還付額がマイナス(=0)となりました。このようなケースは考えられますか?この場合やはり還付は受けられないのでしょうか?(源泉徴収表の給与所得控除後の金額540万円、所得控除の額の合計280万円、扶養家族は妻(専業主婦)と子供(幼児)3人です)
ヤナセラさん ( 神奈川県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
年末調整で既に全額還付されていませんか?
ご質問のケースですと、所得金額540万円から所得控除280万円を引いた残額が260万円ですので、本来納めるべき税額は26万円((260万円×10%(定率減税前)))となります。
これに対して、住宅ローン控除は約30万円((約3000万円×1%))受けられると考えられますが、これは、本来の税額である上記26万円が限度となります。
従って、納めるべき税額はこの段階でゼロになり、源泉徴収された税金は、年末調整で全て還付されていると考えられます。
そうであれば、医療費控除を受けるために確定申告をする必要はありません。
源泉徴収票の「源泉徴収税額」の欄がゼロになっていれば、年末調整で全額還付されているはずですので、確認してみてください。
回答専門家
- 木下 裕隆
- (東京都 / 税理士)
- 木下裕隆税理士事務所/有限会社TAC 有限会社TAC代表取締役 税理士・CFP
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