おしゃぶりで出っ歯になりますか？

おはようございます.東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.

現在4か月と言う事は,まだ下顎の乳切歯(前歯)が生えるか生えないかの頃だと思われます.
この様な時期におしゃぶりをしていても噛み合せには全く影響がありません.

おしゃぶりの影響が出始めるのは乳歯列が完成する2歳以降にも使用していると,前歯部の出っ歯や開咬になり舌突出癖を引き起こすとの説もありますが,それも絶対的なものではありません.

私には二卵性の双子がおり,二人とも2歳くらいまでおしゃぶりをしていて1人は開咬,ひとりは変化がありませんでした.2歳で開咬になりそろそろと考えおしゃぶりをやめさせた所,開咬は自然に改善してきて,今は開咬の面影もありません.
したがって,おしゃぶりの影響も個人によって異なると考えられます.
1つの目安として乳歯列が完成する2歳頃におしゃぶりを卒業できれば問題ないと個人的に考えています.

逆に6歳くらいになってもおしゃぶりや指しゃぶりがやめられない場合は,開咬や上顎前突になりやすく永久歯列に強く影響を及ぼすので注意が必要です.

私たちも育児の際は,おしゃぶりにずいぶん助けられました.
心配事の多い御時世ですからりくたんさんもおしゃぶりの使用に神経質になり心配し過ぎず,育児を快適に行なって下さい.

以上,回答とさせて頂きます.

はじめまして長崎の堀内と申します。

さて、お問い合わせの件ですが、おしゃぶりは、お母さんのおっぱいあるいは乳首の代わりに精神安定に寄与していることが多いようです。精神的に安定して成長するスピードは個人差がありますので一様にいつまでという指標がないのも事実です。ただし、必要な時期にお母さんやお父さんに甘えることができなかったりすることでいつまでもこの乳首にかわるものを求めてしまうことがあり、かえって指しゃぶりなどが頑固に残ってしまいます。欧州のほうでは、おしゃぶりは、3歳くらいまで使用するケースもあるようですから、まだ心配されることはないでしょう。むしろ赤ちゃんの精神的な発達を促す意味では当分の間必要なのではないでしょうか。歯列の形についても5歳までに指しゃぶりなどの癖が治れば永久歯列への影響はあまりありません。程度ものということもありますが、、、
必要な時期なのかもしれませんね。

りくたんさん、こんにちは。
歯科医師の金田竜典です。
4ヶ月頃はみんな、指・おしゃぶりをなめています。心配は要りません。
2歳頃までにやめられたら出っ歯にはなりにくいと言われています。
しかし、3歳頃まで吸っていると影響が出ると言われていますので2歳までをメドにゆっくりやめさせていきましょう。