対象:一般歯科・歯の治療
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セラミック治療の際の神経の治療
こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。
神経がある歯を差し歯にする場合、以前は神経を取り除き、根元の近くまで歯を削って根に直接、金属の土台付きの歯を差していました(ゆえに”差し歯”といいます)。しかし最近では、なるべく神経を残したり、歯を削る量を極力少なくする治療がおこなわれています。セラミック治療でも、神経を取らなければならない場合のみ、神経を取るように変わってきました。
しかしセラミックで歯並びを改善する場合、特に歯をひっこめる場合には歯を大きく削る必要があります。そのまま削ってしまうと神経が出てしまう場合があり、この場合はやむを得ずあらかじめ神経を取ってしまいます。
今回前歯がV字型にねじれていたとのことですので、おそらくねじれた歯の角の部分を引っこめようとすると、神経が出てしまう状況だったのではないでしょうか(前歯の神経は歯の角近くまである場合があります)。
私が治療した写真を上げておきます。ちなみにこのケースでは神経を取っていません。
ティースアートのセラミック治療
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
山内 浩司
歯科医師
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オールセラミックスと歯の神経
はじめまして、歯科医師の山内と申します。
歯の神経を歯髄といいます。神経だけでなく毛細血管なども含んでいます。歯はリンとカルシウムからなる無機質ですが、身体の一部である以上栄養が供給されることが必要です。その役割を歯髄が歯質に対して担っています。できれば歯とともに保存していきたい組織ですね。
さて、審美目的の便宜抜髄について回答させていただきます。今回のcomaeuさまのケースは、V字に円転している門歯(翼状捻転)が健康な歯なのに神経を取る必要がある(便宜抜髄)かということですね。
セラミックスを被せるために歯を削る必要がありますね。その量により抜髄しなければならないか、歯髄保存が可能かに分かれます。comaruさまは21歳とたいへんお若いため、歯髄も歯の表面の近くまであり、感受性も高いことが考えられます。また、門歯を審美的に矯正する目的が第一ですので必要充分のセラミックスへのスペースも必要になります。その支台となる歯を形成するにあたり、歯髄が削り面に露出したり(露髄といいます)、疼痛が惹起されてしまうと歯髄を取り除き、しみたりしないようにしなければなりません。この目的のために、歯髄を抜く治療を施してくださったものと考えられます。
もちろん今後の長いスパンで考えると歯髄が保存できたほうがよい結果になることが考えられますし、私たち歯医者もなるべく歯髄などの身体が作ってくれた組織は保存して、かつ目的が叶うとよいと考えています。しかし、comaruさまの今回のケースは、それ以上に歯を削る必要があり、今後の疼痛を避ける目的で抜髄下さったものと考えられます。
綺麗に仕上がるとよろしいですね。どうぞ大切になさってくださいませ。
晝間 康明
歯科医師
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神経を取らないように矯正歯科治療を行なうべきです
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
質問者さんの前歯は「V字に円転」している状態は「前歯の翼状捻転」と思われ歯並びが悪い人には珍しくない状態です.
矯正歯科医はこの様な状態にある方に矯正装置を装着し,歯を削らず神経を抜かず歯の移動により改善しますので,そもそも正常な形態を有し健康な状態の歯を削ってセラミックにする必要はないと思われます.
>健康な歯も「神経を抜いた方がのちのちの治療で良い」と言われ、神経を抜かれてしまいました。
というのは歯を削った後に凍みたり不快症状が現われるために神経を抜かれてしまったものと思われます.
したがって,そもそも歯を削らなければ神経を抜く必要もなかったので,治療開始前の診断や治療方針が適切でかつ歯を削る事に対するデメリットなどに十分な説明があったのだろうかと考えます.
神経を取ってしまった歯は,元に戻す事は出来ず,神経のある生活歯に比べ確実に寿命が短くなり,今後の再修復などの維持費もかかります.今後は削ってしまった歯を少しでも長持ちさせるためのメンテナンスに十分配慮する事を御勧めします.
以上回答とさせて頂きますが質問者さんに対して不快な回答になったらお詫びします.
しかしながら,この回答を見て歯を安易に削ろうと思っている方の考える機会になればと思います.
金田 竜典
歯科医師
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質問にお答えします
comaruさん こんにちは。
歯科医師の金田 竜典です。
セラミックにしても神経を抜かなくてもできる場合があります。
恐らく状態からして歯が円転していたので整えるのに歯の削る量もやむおえず多くなり、後々しみてきたりする確率が高かったと思います。
先生を信頼して治療を進めてください。
(現在のポイント:-pt)
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