対象:住宅設計・構造
わが家は高台の景色のいいところにあるのですが、最近、下方隣に家を建て始めたのですが、我が家にまったく同じようにかぶって建てているため景色がまったく遮られて見えなくなっています、しかも、我が家側ギリギリに建てているため、隣の家の屋根から2,30CMくらいしか離れていません、当然窓スリガラスにはなっているものの我が家側にもついています、すごく圧迫した感じになっているのですが、隣接して建てられる場合、事前に日当たりや窓の位置や建物の位置の報告や決まりといった事はあるのでしょうか?
あまりにも非常識な感じを受けていてこれから隣の方とうまくやっていける気がしないのですが・・・その隣の方は自分の仕事が建築会社なのでその辺は分かっていると思うのですがどうなんでしょうか、よろしくお願いします。
マサキングさん ( 富山県 / 男性 / 37歳 )
回答:2件
お話し合いの範疇でしょうね・・・
マサキングさん、こんにちわ。大阪で設計事務所をしています。
普通は無用な摩擦を避けるため、事前に窓の位置等をずらす様に計画しますが、どうしてもその位置でしか、プランがまとまらない場合もあるでしょう。建築基準法では隣家を勘案して窓の位置をずらす、と云った条文はありません。
民法上の話し合いで決まる内容だと思います。隣家の屋根が20〜30cm程度しか離れていないと云う事はマサキングさんの家も境界からそんなに離れては建っていないのですね?後から建てる人は隣家が境界からどれ位離れているか調べて、それに合わせて来ると思います。建築基準法で隣地境界線までの空き寸法が定められている地域もありますが、住環境の良い地域に限られています。
あくまでも【お願い】と云うカタチで此方の事情を説明して善処してもらう様話しされては如何でしょう。聞き入れない方であればそこまでの方です、あえて仲良くする必要もないでしょう。
こちらが増改築等を行う際には遠慮気兼ね無く、工事させて頂ける方だと云う事です。
評価・お礼
マサキングさん
福味 健治様
ご回答ありがとうございます。
我が家が次に増改築する場合は遠路することなくしたいともおもいます。
境界線に思い切り高い壁を作るのも手かと考えました、隣の方の生活が始まると色々と悩みも出てくると思いますし・・・
間に「壁」があれば少々は解決されるような気がします。
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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まずはご家族で話し合ってみてください
まずは、どのようにコミュニケーションをとるか?をご家族で話し合う
ことが大切でしょう。もし1日中奥様が家に居るようでしたら、今回
どのように話し合うか?がストレスの原因になるかも知れないからです。
基本的に、10m以下の建物で住居地域の場合は、隣地から壁を50cm
離して建てる時には近隣への説明は不要になっています。
ただ、良心の部分から言うと、マサキングさんの家の眺望等を明らかに
阻害している場合等は、先に説明をするのは大切だったでしょう。
憤りもとても分かります。ただ、冷静になって対応することは大切でしょう。
窓が向き合う部分等には、相手の建物に目隠しのルーバーなどをつけてもらう
などの要望は出来るかも知れません。
もっと行動的に出るのなら、眺望侵害みたいなもので訴えることも可能かも
知れませんが、何もしないままじっとしていると、心身ともに悪いと思います
ので、どこを落としどころにしたいか?を家族で話し合われたり、具体的な
内容は民法になりますので弁護士さんなどに相談されるといいでしょう。
良い落としどころが見つかることをお祈りしています。
八納啓造 拝
評価・お礼
マサキングさん
八納 啓造様
ご回答ありがとうございます。
基本的に、10m以下の建物で住居地域の場合は、隣地から壁を50cm離して建てる時には近隣への説明は不要とのこで、壁はその位離れているかもしれません、話し合いで解決できればいいのですが、まったくかぶって建てられてしまった事、どうしようもない事だと半分諦めていますが、敷地の周りの要壁をつなぐ時も1言も挨拶も無くつながれてしまっていましたから、隣にはあまりうるさく言ってしまうとどうなのだろうと思い悩んでますが、生活が始まると色々また悩みが出てきそうです。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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