股関節の稼動域診断

スポーツをされる方によく見られますね。
関節の動きの評価は、優先度の高い順に
１．カイロプラクティック治療室
２．スポーツ選手がよく通う病院・接骨院など
３．病院のリハビリで、理学療法士や作業療法士などに評価して貰う。

実は股関節単独の可動域を見てみても、あまり意味がないかもしれません。と言うのも、空手を始めとしたスポーツでは動きの中で、関節を動かします。
その時に重要なのは、筋肉のバランスと統制（協調）です。

例えば、肘を曲げるときに、力こぶの筋肉（主動筋）は緊張しますが、反対側の筋肉（拮抗筋）はゆるむ必要があります。
ところが、拮抗筋のゆるみが悪いと、関節は上手く動きません。

可動域の評価には、関節自体の動きだけでなく、筋肉の評価も必要となります。

また股関節の動きに関しては、骨盤や腰の骨の動きも不可欠です。そのため、股関節は正常でも、骨盤や腰の骨の問題があれば、痛めてしまいます。

以上の理由により、カイロプラクティック治療室を訪れていただいた方が良いと思います。ただし、電話で問い合わせをしてもらい、股関節の可動域を評価が可能かどうかを確認の上訪れて下さい（そう言った評価をあまり行わない先生もいますので）。

ご参考になれば幸いです。

ご質問ありがとうございます。

骨格的な股関節の限界を知りたいようですが、骨格だけで考えた場合、通常の関節構造でしたら、かなり可動域は広いです。

人の関節の可動域を考える場合、骨格構造も大切ですが、筋肉の緊張のバランスがとても重要になってきます。前田先生のご説明どおり、関節を曲げるときは、必ず曲げるために収縮する筋肉と、逆に弛緩して伸びる筋肉のバランスによって、その運動が可能になります。
その筋肉自体の状態が重要になります。
そしてさらに筋肉は、神経系によってコントロールされていますので、神経系が正常に筋肉のバランスを維持していないと、緩む筋と収縮する筋のバランスは取れずに、うまく関節を動かすことはできません。

ＹＡＷＡ様の股関節の可動域を効果的にやわらかくするためには、以上のことから、柔軟体操などにより筋肉の柔軟性をつけることも必要ですが、神経系の状態をしっかり整えることが必要不可欠になります。

カイロプラクティックは、神経系のバランスを整えることを目的としていますので、信頼のおけるカイロプラクティックの施術院へ行かれて、しっかり整えられてから柔軟を行うことが効率的だと思います。

またカイロプラクティックのスポーツへの有効性をご紹介したコラムがありますので、ご興味がありましたらご一読頂くと参考になると思います。
スポーツ関連コラム

山中英司

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陽開カイロプラクティック
横浜市青葉区青葉台1−3−9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
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関節の可動域には

１）他動的可動域
２）自動的可動域
３）抵抗に対する（自動的）可動域

の３種類があり、これらを総合的に評価する必要があります。

それぞれ、股関節につながる筋肉の強さと柔軟性が関係しており、骨盤や背骨のカイロプラクティック矯正によって可動域を広げることが可能です。

ただ、人間の体というのはすべてつながって連動していますので、股関節だけをみることにはあまり意味がありません。

例えば、私の場合は（一見関係と思われるでしょうが）首や顎関節（アゴ）にもアプローチして体全体の柔軟性を増したりすることもあります。

ただ、カイロプラクターにも得意、不得意があります。一度、カイロプラクティック・オフィスに問い合わせて、そういった評価や施術を行なっているか確認してみてください。

最後に付け加えると、股割りなど、無理やり力技で脚を広げることはおすすめしません。また、同様な施術もあまり効果的ではないと思ってください。


藤原 邦康 【米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック】
カイロプラクティック＆ボディケア ''オレア成城''
Tel. 03-6806-6684

こんにちは。

股関節は人体最大の関節です。形状が球状になっていて、周囲を強靭な靭帯が補強しています。前後・左右・内外旋という6方向に動かすことができます。
色んな方向に動く分、1度痛めるとなかなか治りにくい関節でもあります。

一般的に関節可動域は決っています。股関節であれば上記した6方向の雨後地をチェックします。また、関節自体が硬いのか？筋肉が硬いのか？によってもストレッチの仕方が変わります。

鍼灸院や接骨院、カイロプラクティック院でみてくれるはずです。
自分の身体について知ることは、スポーツを行っていくうえで怪我の予防にもなりとても良い事です。

是非早めにチェックしてみてください。

お大事にして下さい。

ＹＡＷＡ さんへ

ご質問頂きありがとうございました。
股関節の標準的可動域は屈曲（前方）１２５度、伸展（後方）10度、外転（外側方）４５度、内転（内側方）１０度ということになっていますが、これにはかなり“個人差”があります。

これより狭いからといって即に『異常』ということにもなりませんし、広いからといって『良い』というわけではありません。
空手の蹴りのとき、動きの制限を感じるようであれば、これを広げるにはまず骨格全体のバランスを図らなければなりません。
股関節は骨盤に連結する関節です。
カイロプラクティックでは骨盤・脊柱を整えた上で股関節そのものにアプローチして可動域を広げます。

以上、ご質問に対する回答といたします。

ＹＡＷＡ様 はじめまして

関節の可動域をお知りになりたいとのことですが、股関節の正常な可動域については、他の先生方が詳しく説明してくれているので割愛させて頂きます。

実際には、股関節を痛めないためのストレッチング法を教わったり、空手の競技に適した機能的可動域や身体全体のバランスを診て頂いた方が良いかと思います。

スポーツトレーナーや空手の経験のある先生が居られる治療所を探してみてはいかがでしょう。

以上、ご質問の回答とさせて頂きます。
ご参考になれば幸いです。
また、ご質問がありましたらお寄せ下さい。

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あすなろ鍼灸整骨院 http://www.karada-kobo.net/
院長 岩本一哉
【柔道整復師】【鍼灸師】【細胞矯正士】（栄養学）
【NSCAパーソナルトレーナー】（CPT）
【日本構造医学協会会員】【日本痩身医学協会会員】
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ＹＡＷＡ様

空手をお続けになる上で、ご自分の股関節の状態、
動きの範囲をお知りになりたい、とのことですね。

パフォーマンスの向上、ご自身の身体のメンテナンスのためにも、
とても重要なことだと思います。

関節の評価（可動域、機能など）について、
私の専門分野であるカイロプラクティックは、とても得意としています。

ただ、他の先生も既にご指摘のとおり、
股関節は、股関節だけで見るよりも、
腰椎や、骨盤、周囲の筋肉との関係も大変重要です。

それらを総合的に診ていただくと良いと思いますよ。

ＹＡＷＡ様

ご質問ありがとうございます。
股関節自体の動きについては、他の先生方のご回答にある通りだと思います。やはり、股関節の動きには、腰部や骨盤の状態も関わってくるため、トータルでの判断が必要になると思います。

実際に、ストレッチを続けてもなかなか効果の出ない方がいらっしゃいましたが、股関節とは離れたある部位の調子が良くなったところ、股関節の柔軟性もアップされた例があります。このケースでは、股関節の硬さの一要因として、股関節以外の別の部位の不具合も挙げられたということになります。

ご質問の、股関節の可動域チェックは、治療院により評価しないところもあると思いますので、行こうと思っている治療院やスポーツ整形などへ電話で問い合わせをされると良いと思います。