過払い金について

過払いとなっているかどうかは,返済期間や返済額等によって決まり,このメールの内容だけでは確定的なことは申し上げられませんが,1995年ころからの借り入れであることや,150万円まで借り入れていた事実,完済したこと,などから過払いになっている可能性は非常に高いと思います。
過払い金の請求に当たっては,会員番号や,明細書等はなくても構いません。弁護士があなたからの依頼に基づいて,受任通知と共に取引履歴の開示を求めれば,それで,過払いになるかどうかの計算をできる資料が手に入ります。
過払い金の請求にあたってのデメリットですが,弁護士に依頼すると,ブラックリストに載ってしまうことです(これは過払いになっているのにおかしいと思いますが,現実の運用としてされています)。したがって,今後5〜7年間は,まともな金融機関からの借入はできなくなります(ヤミ金は貸してきますので,手を出さないよう要注意です)。今後,住宅ローンや車のローンをしようと考えている場合はできなくなる可能性もあります。
奥様に内緒でということですが,これは可能です。

13年間支払を続けた上、完済したとなるとかなりの額の過払金があると推測されます。
どのくらい返済をしたかにもよりますが、100万円以上はありそうな感じですね。

弁護士の報酬は、回収額の何パーセントという形で決まるのが通常なので、回収額よりも弁護士報酬が高くなることはまずありません。

ただし、最近過払いの問題が表面化して倒産状態になり支払えない会社もあります。

早急に弁護士に相談して手続を取った方がよいでしょう。

自分でおやりになりたい場合は、民事法研究会という出版元からQアンドA「過払金返還請求の手引」という本が3000円ででており(名古屋消費者信用問題研究会編)、この本を読めば、ほぼ過払い請求に必要な知識や書式などが網羅されています。