青年海外協力隊について

スティーブくん様、

航空業界エキスパートの伊藤と申します。

ご卒業、就職を控えられたお子様をお持ちの親御様のお気持ち

伝わって参ります。

頂いた内容から全てを推測するのは難しいのですが卒業後に順当な

就職先がほぼ確定しているとすればスティーブくんさまの懸念も良く

理解できます。しかしながらもしお子様が就職活動に方向性が見出せず

ご自身の中で青年協力隊の活動に参加されたいという明確な「思い」が

芽生えてきたとすれば後押ししてあげるべきだと思います。

私自身も航空会社の知人達の多くも卒業後に1-3年ほど留学や

ワーキングホリデーを経験して入社しております。そのことが就職に

マイナスになったということは少なくとも私の周囲にはおりません。

ましてやJICAというしっかりした機関を希望するのであれば尚更です。

派遣後の職種としては関連して日本語教師などが多いようですが

仮に一般企業への就職を希望されたとしてもその選択の根拠は

協力隊での経験がベースとなるでしょうし面接などにおいても

自分のしてきたことが自信を持ってしっかりと主張できるようになります。

親は子供達が「意思」を持った際にそれを汲み取り、可能性を

与えてあげることが大事です。

そして本当に困った時に助けてあげられる存在でいたいものです。


航空業界 エキスパート 伊藤 弘輝 http://www.itohiroki.com

(補足:2年後の方が就職環境は好転していることは明らかです)