住宅ローンを夫婦で借りる場合

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

大変無知で申し訳ありませんが、
「膠原病」というものを知りませんでした。

今回は、ムジークさん単独で、2800万円を借り入れるのは
返済比率から難しく、奥様の協力が必要となります。
したがって、奥様の病歴で、団体信用生命保険(団信)
に加入できるかどうかがポイントになってきます。

頭金100万円は諸費用に充当し、本体価格2800万円を
住宅ローンで借りられるのであれば、二人の収入をもって
毎月の支払(107,758円/月)は、それほど無理をしなくても
十分に可能だと思います。
(借入金2800万円、期間35年、固定金利3.0%で算出、
期間は、繰上返済を行い、最終的に30年程度にすることを想定)
ただし、マンションであれば、管理費・修繕積立金が別途かかります。

また、夫婦間での借入金額の割合ですが、
住宅ローン控除が適用できる物件であれば、
税金の還付金額を考慮しながら、
二人の連帯債務で組むのがよいかと思います。

私自身の経験で、膠原病の方からの住宅ローン申込みを
行ったことがないので、団信加入ができるのかどうか
の感触がつかめません。
直接金融機関に連絡して、「膠原病」で団信に加入できるのか
どうかを確認してみてください。
団信に加入できないのであれば、奥様を債務者とする借入は
基本的にはできません。

参考までに、借入方法として、以下の4パターンが考えられます。

奥様が団信加入可能であれば、
1.奥様のみ(主債務者)で借入を行う。
2.奥様が主債務者、ムジークさんが連帯保証人として収入合算で借入を行う。
3.奥様とムジークさんが連帯債務で、それぞれ借入を行う。

奥様が団信加入できないのであれば、
4.ムジークさんが主債務者で、奥様が連帯保証人として収入合算で借入を行う。

奥様の団信加入の可否により借入のスキームが
大きく異なりますので、一度、ご確認頂ければと思います。

ムジークさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

質問1について
例えば、2,700万円につきまして、住宅ローン金利3.0%・30年返済とした場合、年間返済額は1,366,000円ほどとなり、ムジークさんだけの手取り年収額270万円に占める住宅ローンの負担割合は50.6%にもなってしまいますので、ムジークさんだけの年収で住宅ローンを組むことは難しいと思われます。

よって、住宅ローンを組む場合は奥様との収入合算により、住宅ローンを組むようにしていただくとよろしいと考えます。

ふたり合わせた手取り年収金額640万円に占める住宅ローンの負担割合は、21%ほどとなりますので、この水準でしたら年私有のうえでは、住宅ローンの審査にあたり、問題はないと思われます。

質問2について
奥様が現在投薬治療を受けていますので、民間金融機関から融資は難しいかも知れません。
民間金融機関の場合、団体信用生命保険に加入することが、住宅ローン融資の条件となってしまいますが、奥様が投薬治療ということもあり、加入できない可能性があります。

この場合、団体信用生命保険には任意加入扱いとなる、フラット35を収入合算で申し込むことになります。

尚、持ち分割合につきましては、頭金も含めて各々の出資割合となります。
単純に年収だけで割り振った場合、ムジークさんの持ち分割合は、270万円÷640万円×100となり、42%となります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです、
リアルビジョン 渡辺行雄

はじめまして。バイヤーズスタイルの高橋と申します。

膠原病とのこと・・・難病指定されていますよね。

投薬を受けているとの事ですから、恐らく団体信用生命保険への加入は難しい

と思います。

もちろん、可能性がゼロではありませんので、やってみる価値はありますが、

厳しいものと思われます。

では、団体信用生命保険への加入なしでも組める、フラット35ならばいいのか?

お二人の年収で購入されるのであれば、年収的には大丈夫でしょうが、ご病気の

問題をもう少し考えてみる事が重要かと思います。

膠原病と一言で言いましても、かなりの種類がありますよね?

それらの内容にもよりますが、将来的にお二人の年収ありきでの計算よりは、

ご主人のご年収でカバーできる範囲でお考えになるほうが、奥様にとっても

治療に専念できるのではないかと、私は思います。

大変失礼かと思いますが、そのあたりをお二人で再考されてみては如何かと存じ

ます。




ご参考になりましたでしょうか?

この御縁がムジーク様にとって、素晴らしきものとなりますよう願っております。

株式会社バイヤーズスタイル
代表取締役 高橋 正典

家を通して考えるライフデザイン

夢を現実へ〜バイヤーズスタイルCEOのブログ〜