対象:労働問題・仕事の法律
私は平成15年9月から、精神科領域の病により休職が続いています。休職が始まる約1年ほど前、人事異動により部署が変わったのですが、上司である課長から度重なる人権侵害にあたる扱いを受けて、産業医に相談し、連合東京に相談し、結果的に、会社の労働組合、人事部、加害者の上司、私の4人で話合を持ち、私が全面的に勝ちました。その後、部長に人事から連絡が行き、部長に呼び出され1対1で事実確認を説明し、その後、異動になったのですが、結局、異動直後から休職になってしまい現在も休職通院中です。
今回の長期休職が始まる際から、精神科へ通院していましたので、主治医にも、私が精神的に弱いのか、それとも上司の問題か質問しましたが、「あなたは悪くなく、すべて上司が悪いので早く異動を求めるべきです。」と言われていました。
先日、会社の人事の人が尋ねて来た時、その事件のことを知っているか聞きましたが、知りませんでした。結局、私が受けたパワーハラスメント事件は、社内的には何も無かったと扱われているのかと思います。
今まで社会的に認識度が低いものと思っていて、何もせずあきらめていましたが、数日前、NHKニュースで、パワーハラスメントで自殺した人がいることを知り、今なら、自分の人権擁護を訴えることが出来るのではないかと思いましたが、損害賠償の時効は3年ですし、今さら何も出来ることはないかと悔しい気持ちなのですが、加害者に対し、償いをさせるために何か方法はあるのでしょうか?私も、1年ほど前、練炭で自殺未遂をしています
spearheadjaさん ( 東京都 / 男性 / 50歳 )
回答:1件
羽柴 駿
弁護士
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今からでも出来ること
あなたが「私が全面的に勝ちました」というのは、具体的には何がどうなったのでしょうか。たとえば、課長に文書で謝罪させ、更迭させたのでしょうか。
たしかに損害賠償請求の時効は3年なので、あなたの受けたパワハラによる損害賠償を今から訴訟で請求するのは難しいでしょう。
しかし、訴訟以外にも色々な手段で問題にすることは出来ます。たとえば、人事部に対し書面で申し入れる(事件の経過と結論を人事部として記録に残し、今後の人事業務における参考とすることなど)ことです。
(現在のポイント:-pt)
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