対象:借金・債務整理
借金を繰り返す父に困っており、限界にきています。
60代の父は自営の飲食業を営んでいるのですが、借金をしては自分で支払うことのできない額まで到り、家族に助けを求め…という行為をかれこれ20年以上繰り返しています。分かっている範囲での借り手は、身内、友人、店の常連客に仕入れ先、従業員、そして金融会社及び闇金等々…一体どこまで手を広げて、どれほど多く人を裏切っているのいるのか定かではありません。また何に使っているのか問うても、わからないとか、借金を返すための借金をしたと言い張り、根本的な原因も聞き出せない状態です。たぶんギャンブルに費やしていると思われるのですが、本人はそれをギャンブルと考えていません。そして家族が肩代わりをすると、また1か月後くらいには同じことを始め、過去のことはほとんど記憶に残っていない(自分がどれほどの借金をし、誰にその借金を返してもらったか等)ようです。
家族は、父が精神的な病(何らかの依存症)ではないかと考えています。そして病気であれば、成年後見制度を適用させたいと考えています。店の経営はほぼ家族でできますし、すでに登記等に関しては父の名前を外しています。
母も私たち子供も、父の親兄弟も、もう限界に達して父を見放しそうです。最後の最後に、何か手段があればお教えください。よろしくお願い致します。
補足
2009/04/11 15:02誰も肩代わりしなければ良い、誰にも貸さないように周りに喚起すれば良いと思われるかもしれません。しかし、誰かが肩代わりしなければ店を閉めることになってしまい、家族や従業員まで路頭に迷うことになってしまいます。そしていくら周りに注意を促しても、まさか!と思うような相手にまで借金に行き、その理由も店とは全く関係ないことで、家族も承知しているとか、善意(人を助けるため等)の借金だとか、平気で嘘をついてしまうのです。(その後本人は、自分のついた嘘を全く忘れているので、途中で辻褄が合わなくなります。)それに加え、借金の可能性がある相手全員にこのことを伝えれば、店の信用が失墜するのは目に見えることです。
私たちも、父を見放すことは簡単です。でも店のカオは父で、父がいなければ私たちも生活できないことも現実です。それが私たちには十分わかっているので、20年以上グッと我慢してきました。しかし、父もそれを分かっているので、常に誰かが助けてくれることを知っています。
言葉足らずで大変申し訳ございません。どうか、よろしくお願い致します。
A&Hさん
回答:1件
回答いたします。
成年後見制度は認知症、知的障害、精神障害などで判断能力が乏しいと考えられる場合に適用できる制度なのですが、父上は自営で飲食業を営んでおり、判断能力がないのではなく、悪いと分かっていて借金を続けていると考えられ、制度を利用するのは難しいのではないでしょうか。
結局のところ、家族が借金を返してしまうので、また借りることを繰り返しているのです。このような場合は、今後一切肩代わりしないというのが唯一の手段と考えます。
なお、この方法をとると、身内、友人、店の常連客、仕入れ先、従業員に迷惑がかかってもいけないので今後一切貸さないように言って下さい。
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