対象:ペットの医療・健康
1週間ほど前、猫が腫瘍摘出手術を受けました。
大きく取ったので、わざと穴があけてあるけど、心配しないでね。
と、先生から言われました。
詳しいことはよく分からず帰ってきましたが、
わざと縫いあわさない理由って何なのでしょうか?
悪くなっていないかと、傷口をチェックするのですが…
素人目には、開いていると、衛生的にどうなんだろうとか、
早くふさがってくれた方が早く治る気がするのですが、
どうなんでしょうか…
ルナルナさん
回答:3件
手術ですべて縫わないことはありますか?
色々な場合が考えられます。縫うと引きつってしまってかえって猫自体に負担がかかる場合、もしくは大きくえぐる様に取ってしまってリンパ液等が沢山でるので、解放にしている場合等です。
どちらにしても不安なときはその担当の先生に質問する事が大切です。納得しないでいる事の方がかえって不信感等を抱いてしまうからです。
評価・お礼
ルナルナさん
ご回答ありがとうございます。
穴が開いているよ…と言われたものの、実際に穴を見たらビックリしてしまって、不安に思ってしまいました。
次の診察時には落ち着いて確認したいと思います。
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傷の縫合
大きく切った場合、特に例えば、電気メスや、レーザーで摘出手術をした場合には、皮下組織が熱傷を受けたことが原因で、浸出液がどんどん流れ出てくることがあって、治癒の妨げになったり、稀に皮膚が壊死を起こしてしまういこともあります。人ではドレーンというチューブを入れて、廃液を促進するのですが、動物はこれを引き抜いてしまったり、このチューブが尿や便で汚染されてしまうこともあって、なかなかケアーが難しいのが現状です。 また、熱源を使わないで腫瘍などの摘出をした場合でも、皮下組織もごっそり取らざるえなかった場合には、やはり大量の浸潤液が流れてきます。 こういう場合には、傷をきちっと閉じきらないで、一部を明けておいて、分厚いきれいなガーゼに浸潤液を吸わせるということをします。4,5日で浸潤液は止まりますので、それまでは、抗生剤の全身投与と患部の消毒、患部の圧迫を確実に行います。
また、腫瘍が皮膚にまで及んでいて、皮膚ごと摘出したために縫合する余裕がなくなってしまった場合も、欠損が大きければ、皮膚移植を実施しますが、少しならば、明けておいて、皮膚の増殖を待つということもします。
評価・お礼
ルナルナさん
ご回答ありがとうございます。
大きく取ったので、治るのに時間がかかる…と言われたのは、きっと皮膚の増殖を待つからなのだと思います。
すべて縫合しないこともあることが分かり、安心しました。
ありがとうございました。
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RE:手術ですべて縫わないことはありますか?
皮膚に極度の緊張を保ったまま縫合することにより、胸腹部の圧迫、縫合部位の離開などの悪影響が予想される場合は、創面を完全には縫合せず経過を見ることがあります。その際必要に応じて、二次感染防止のため抗生剤の服用、治癒促進のためドレッシング剤を用いた包帯などの処置も行います。実際の状態を見ていないので確定したことは言えませんが、不安があるようでしたら、現在のかかりつけの先生に、どういった理由でそのような処置を行っているのか相談することをお勧めします。
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