中学2年の女の子です。数人で一人の子をいじめたとの事。
加害者として名前があがっているのですが断固として認めません。一緒にいじめをした子の話しでは「私は悪くないから絶対に謝らないし、認めない」と言っていたそうです。何を聞いても「知らない」「やってない」しか言わないので何も分からないのですが、彼女の心の中にはその子に対して憎しみがあるらしく「ボロボロになるまで追い詰めてやる!」ということも言っていたそうです。
もともとの原因として男女の感情(好きな人が同じだった)もあるようで「別れるまで苦しめてやる」とも言っていたとか。それが男の子の為になると考えているようです。
実際に今現在も言葉や態度で嫌悪感を出す行為をしているようで相手方から電話がくるのですが、本人に聞いても相変わらず「やってない。しらない」と認めません。
本人が何も話さないのでまずは心を開けるようにと色んな話をしている状態なのですがすぐに成果がでる訳でもなくまた今後も憎しみは増す一方ではないかと困惑しております。
「自分は悪くない」と思い込み相手を破滅まで追い込む行為、そのことが間違いだと本人が気付かない限り何も発展しないのでしょうか?
カウンセリングなど考えているのですが今の状態ではきっと「なんで私が?」と思うのではないかと。
彼女も苦しんでいると思うのですがご飯はしっかり食べるし家では今までと何ら変わりなくいるので余計に心配です。
しーまるさん ( 福島県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
長江 信和
心理カウンセラー
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【成長の機会】
ご相談ありがとうございます。娘さんのご相談でしょうか?問題を整理してみましょう:
学級担任?:娘さんら数人が、ある子を「いじめた」
お相手の親御さん:「嫌悪的な言葉や態度が今現在も続いている」
娘さん:「やってない。しらない」
「いじめ」は、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」と定義されています(文科省, 2008)。嫌悪的な言葉や態度によって、「自分はいじめられた」とお相手が思えば、いじめが成立するわけですね。
その一方で、娘さんは「いじめ」とは考えていないのですね。「自分は悪くない」とお考えになっているようです。好きな人をとられたという恨みもあるのかもしれません。娘さんも孤独に苦しんでいるのでしょうね。今の状態で娘さんを責めれば、お相手への「いじめ」がかえってエスカレートするかもしれません。
しーまるさんも、このままでは心配かと思います。この件について、学級担任や養護教諭、スクールカウンセラーにご相談はされていますか?学級担任には「いじめ」がエスカレートしないように、学校での言動に注意してもらうことができます(行き過ぎがあれば教室場面で効果的に指導してもらえるでしょう)。スクールカウンセラーや養護教諭には、娘さんの孤独感や恋の悩みについて相談に乗ってもらえるだろうと思います(不利な状況について洞察を促すこともできます)。
しーまるさんは、どうぞそのまま、娘さんの味方でいてあげてください。2年生から3年生になることで、学校内での人間関係も変わってくるでしょう。娘さんはこの経験をきっかけとして、この先もどんどん成長していくはずです。疑うよりも、どうぞ温かい目で、見守っていただければと思います。
(現在のポイント:-pt)
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