対象:システム開発・導入
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今回CMS及びショップシステム、掲示板システムを導入するのですが、下記内容で、レンタルサーバーの仕様が問題になるとのことで、悩んでおります。
CMS依頼先の業者の方が、CMS導入する場合、SSL環境構築する上で、以下の仕様になっているレンタルサーバーは、 SEO的にも構築する上でも不利又は、構築しづらい、したがって下記2 の方式のレンタルサーバー会社に変更して欲しいと言われております。
現在契約のレンタルサーバー会社 ファーストサーバー
FTPでログインしますと
cgi-data
www (ここにトップページ他、htmlファイルをアップ)
ssl(ここにSSL環境のページコンテンツをアップ)
上記のように
htmlとsslが別々のディレクトリーなので、CMSのプログラムをsecureの方に導入した場合、SSL環境でないページへのリンク、イメージデータ等が全て、http:// からはじまる絶対パスにしないとならない。
また、SSLに関係ないページの更新を行う上で、管理画面から対応が難しい。
2.今回推奨のレンタルサーバー会社仕様
html----www
|
|----ssl
同じ階層で www ssl をアップできる環境にすることで
SSL側のコンテンツを相対パスで管理できるので、こちらの方がよいと
また、SEO的にもクローラがキャッシュするのは、通常html側だけだからSSL側が別のサイトとして、認識されてしまい不利になる。というのです。
このような意見に対して、いかがでしょうか。
※最新のLinux系のWebサーバーは、このような仕様。また、SSLを別にするサーバー会社は、同じにすると1台のサーバーに多くのユーザーを共有して使えないからだと言われております。重くなる関係。
※今回検討しておりますCMSは、新着情報更新とショップ機能、一般ページ更新機能があります。
したがって、管理画面からSSL環境 通常環境両方のページを管理できます。
DELTAさん ( 東京都 / 男性 / 60歳 )
回答:2件
藤川 佳
ITコンサルタント
-
現在の環境について
はじめまして、株式会社ECSの藤川と申します。
ご利用の環境は共有SSLをお使いでしょうか。もしくは専用SSLでしょうか。
共有の場合、https通信が「https://レンタルサーバドメイン/契約ドメイン」
といった形で、専用の場合「https://契約ドメイン/」といった感じになります。
共有SSLですと確かに別ドメインになってしまいますので、
以下のような問題があります。
1.サーチエンジンから見ると2サイト扱いになる
2.ログイン情報等をhttp、https間で引き継げない場合がある
1に関しては共有SSLの場合は避けられない問題かと思います。
ファーストサーバでも専用SSLを提供しているようなので、
そちらにすることで回避できます。
2に関してはCMSのユーザーデータ(セッション情報)の持ち方によりますので、
データベースにセッション情報を格納する等、設定で回避できる場合もあります。
*サーバーの分割
重くなるのでサーバーを分けるというのは一概には言えません。
むしろ共有SSLとするためにサーバーを分けているケースが多いと存じます。
またwwwとsslが同列にあってもサーバーが1つの場合もあります。
*サーチエンジンのクロール
専用SSLの場合はhttpおよびhttpsで同一としてサーチエンジンに扱われるようです。
Google WEBマスターツールのガイドラインに両方を記述しないでいい旨が書いてあります。
SEOを気にされるというよりログイン認証や個人情報入力画面では必ず使用するべき物で、
それ以外はhttp通信と適材適所に使用する事をご検討いただくのがよろしいかと存じます。
*CMSの設定
プロトコルが変わるとき、確かにフルパスにする必要がありますが
最近の主要CMSでは大半が
・SSL用URL
・使用する機能
を設定できるようになっています。製作者がパスを意識しなくとも
自動で切り替えてくれます。そういったCMSの使用が望ましいかと存じます。
ご参考となれば幸いです。
補足
文字数の関係でリンクを張れませんでしたので、上記でご紹介したWEBマスターツールのガイドライン該当部分のアドレスをお知らせします。
https://www.google.com/webmasters/tools/docs/ja/protocol.html#faq_http_vs_https
井上 みやび子
Webエンジニア
-
技術的な事で悩まれているのでしょうか?
はじめまして。ウェブウェア・オルグの井上と申します。
まず SEO 的な問題については、藤川さんが書いている通り「共用 SSL か専用 SSL か」が大きな問題になります。この点は専用 SSL を検討された方がよいと思いますが、ディレクトリ構成云々は表に出ない事なので SEO 的な問題にはなりません。
CMS は通常一番に推奨するディレクトリ構成があり、対応しやすいサーバ、対応しにくいサーバ、または対応できないサーバがあるのは事実です。システム構築をする側からすると、やりやすい構成のサーバをご利用いただければその分余分な手間が減り本来得意な部分のサービスを充実させられるので、「今のサーバでもできなくは無いがなるべくサーバ移転して欲しい」という場合はあります。つまり「構築しづらいから」がご依頼先の本音かなという印象を受けました。
ご依頼先を信用され、耐用年数などを考えてサーバ移転の手間を取っても今回のシステムに期待できるのであれば移転を検討されてもよいのかと思います。
そうではなく、なんとなくご依頼先の「ごまかし」のようなものを感じたり、乗り換え先のサーバの信頼性がいま一つと考えるのであれば、「現在のファーストサーバのサービスに大変満足していて、移転には不安がある」という事をご依頼先に相談してみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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