対象:ペットの医療・健康
9歳MIX犬 メス避妊済み 体重10.8キロです
先日の定期検査で、僧帽弁閉鎖不全症のステージ?の初期と診断されました
ジゴキシン1/4錠一日2回、ニトロール1/2錠一日2回、エースワーカー一日1錠を処方され
療養食としてヒルズのh/dを奨められました
投薬と処方食の切替から二日後に激しい下痢を起こし、現在は処方食h/dの適応性を判断している所です
処方食の適応が確認された後、各々のお薬を1種類づつ試して、下痢を起こした原因を探るよう主治医よ指示されました
お尋ねしたいのは「ジゴキシン」についてです
15分程度の散歩から帰った後の心拍数は60〜66/分
この状態でジゴキシンの服用は必要あるのでしょうか?
定期検査時心拍数が170/分と異常に多く、その結果からジゴキシンを処方されたと思うのですが、自宅で過ごしている分には、呼吸数心拍数とも、正常です
又、ジゴキシンの半減期が33時間と長い事、ジキタリス中毒なども心配の種です
どうか、ご指導願います
ふくぼんさん ( 北海道 / 女性 / 50歳 )
回答:2件
ジゴシン
下痢につきましては、食餌が変わったことよるものと思います。どの疾患の処方食にしましても、ワンちゃんの場合、交換初期の下痢が起こりがちです。 メーカーは急激な変換をせず、これまで与えていた餌に、少しずつ、混ぜていくことを進めています。
ご指摘のように、動物達は病院で、心拍が上がり気味で、なかなか正確な数字が得られません。 当院でも、甲状腺機能亢進症の猫に処方する場合、自宅で睡眠時の心拍を計って頂いて、それを元に薬を調合しています。ジゴシンにつきましては、目安として一分間の心拍数が160以上になっている場合としています。このことは、すぐに病院に連絡していただいて、先生のご意見を伺うほうがよいと思います。先生もその方が嬉しいと思いますよ。
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RE:僧帽弁閉鎖不全症の投薬について
ジゴキシンに対して期待する主な作用は心臓の収縮を助けることによって拍出量を増やす、心拍数を抑える、血圧を下げることです。この薬を初期から使い始めるか、もう少し病態が進行してから使用するかは心臓の検査を行い必要かどうか判断します。初期の使用量は低用量ですので、今回のケースでは恐らく血圧を下げる為に使用しているのではないかと推察されます。ジゴキシンの一般的な副作用は嘔吐や下痢などの消化器症状です。下痢を起こしているようであれば、その原因を探る必要があります。降圧剤は他にもあり、併用されているニトロールやエースワーカーも血圧を抑える働きを持ちます。ジゴキシンを一旦中止しても症状の悪化が見られないようであれば使用しなくてもよいと思いますが、勝手に中止するのは危険ですのでかかりつけの獣医師とよくご相談下さい。
(現在のポイント:-pt)
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