愛犬の愛情不足によるストレス対処について
2007/04/11 12:184歳になるオスのトイプードルを飼っています。大変賢い犬で、人間の言葉がいくつか覚えて理解したり、しつけで苦労したことも無く無駄吠えも粗相もほとんど無く育ってきたのですが、私たち夫婦に子供ができてから、無駄吠えや、留守番時にマーキング、ひどいときには家に人がいてもマーキングをしたりします。仕方なく外出時にキャリーに入れて出かけるようになりましたが、キャリーに入ってくれはしますが、入るまでにうなったり、かむマネをして威嚇してきます。愛情のかけ方に問題があるのは理解していて時間のあるときは犬をかまうようにしていますが、問題は改善されないまま、子供が2歳になってしまいました。
犬は順位は子供が上と理解し、子供に攻撃をするようなことはありませんが、無駄吠え、マーキング、私たち夫婦への威嚇を直すことができていません。どのように接したらよいでしょうか。しつけの問題ならしつけスクールにと思っていますが、問題がしつけではなく飼い主の愛情の問題ではと悩んでいます。
まさきんさん ( 神奈川県 / 男性 / 31歳 )
回答:5件
愛情の問題ではなく、信頼関係の問題です。
犬に限らず行動の原理は、いいことが起きることを高め、嫌なことが起きることは避けようとする、いいことがなくなればその行動はとらなくなる、嫌なことがなくなる行動は高める、と言うことです。
そして、ある行動に対して同じいい結果が生じる、ある前ぶれに対して同じ何かいいことが起きる、そうした状況は環境に一貫性があるということです。
環境に一貫性がある状態は精神的にも安定をもたらします。
飼い主は犬からすれば環境の一部です。飼い主に一貫性を感じ取れば、すなわちそれは信頼関係とも呼べるものなのですが、犬は精神的に安定します。
おそらく、犬としてはこの環境の一貫性が、赤ちゃんが来たことでなくなったのでしょう。それまでこうすればいいことが起きたはずなのに違うようになった、それまではある前ぶれを感じ取ったらこうすれば良かったのに違うようになった、と言うことがなくなった。
ワンちゃんは、今一貫性のない環境、混乱、不安の中に生活していると言うことです。
これは愛情の問題ではなく、飼い主含めた環境の一貫性の問題、信頼関係の問題なのです。
飼い主様は、「しつけ」の問題ではないと考えているようですね。しつけに関してはその定義が人それぞれですが、家庭犬しつけインストラクターの私からすれば、しつけとは飼い主を含んだ環境との信頼関係を構築することです。
(我が家も含めそれが出来ている家族の元では、ご質問のような問題は起きませんので)
ぜひしつけ教室に通われることをお勧めします。
世田谷まで来られるのであれば、Can ! Do !http://www.petcom.jpに、
難しいのであればお近くのJAHA認定のインストラクターhttp://www.jaha.or.jp/capp/instructor.htmlにご相談下さい。
※写真は子どもがまだ小さいときのショットです。
子ども達との上下関係なんて意識したことなんてありません。
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しつけの問題?愛情の問題?
愛情のかけ方に問題があるというより、犬への接し方に問題があるのだと思います。
「愛情を掛ける」「犬を構う」のは甘やかすのとは違います。愛情が不足しているのではなく、犬との信頼関係が築けていないのではないでしょうか?
犬が安心できる環境を提供してあげて下さい。まきさんご夫婦もお子さんもあなたを脅かす存在ではないのだと理解すれば家の中でマーキングする必要なんてなくなります。
それからオスワリやマテやフセができてもしつけができているとは言えません。まずは一から愛犬との関係を構築すべく、日常生活に潜む問題点を専門家に見てもらうことをお勧めいたします。
ドッグテックジャパンでもご相談応じます。
http://www.dogtechjapan.com
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愛情の問題ではないと思います。
確かにお子さんが生まれた事で生活パターンに変化はあったと思います。
でも ワンちゃんの行動は愛情不足と言うよりも 元々の接し方に問題があったのではないでしょうか?
急に行動が始まったのではなく お子さんが生まれた事がきっかけとなっただけで よく考えてみると元々今の行動をする「芽」があったのではないかと思います。
よーく 思い出してみて下さい。
でも まだ4歳!!
充分に治ります。
どうぞ 専門家の方にご自宅に来て頂きましょう。
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中西 典子
しつけインストラクター
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愛情不足ではないです
私も、この問題は愛情不足によるものではないと思います。
根本的な原因は、まず愛犬との関係がうまく築けていないこと
だと思います。
犬には、自分を守ってくれる、この犬(人)についていこう!
という対象が必要です。その関係を正しく作りあげるためには
まず、接し方のどこが間違っているのか、プロに家に来て
見つけてもらうのが良いと思います。
飼い主さんたちだけでは、それを見落としてしまっているから
今の状況ができてしまったと思われるからです。
幼い子供と犬の関係は、子供を上と認識することではなく
守るべきもの!と認識させることです。
そのあたりは、うまくいっているようですので、本当は
攻撃的な性質ではなく、やさしい子なのだと思います。
なので尚さら、今の関係を見直してあげてください。
お子さんのためにも!
神奈川県ということですが、場所によっては伺えますので、
よろしければこちらもご参考になさっていただければと思います。
http://www.doiggylabo.com/
小川 亜紀子
しつけインストラクター
-
愛情は足りているはず
これだけワンちゃんのことで悩まれているということは、十分愛情をかけている証拠です。
ですから「愛情不足によるストレス」ではないと思います。
子どもがいない頃はワンちゃん中心だったのが、子どもが生まれたら子ども中心になる。
これはごく当然のことです。
子どもができたからといって、ワンちゃんを嫌いになった訳ではないはずです。
そうであれば、犬はこのようなことで「愛されていない!」と感じたり、グレたりはしません。
ですから、無駄吠えやマーキング、まさきんさんたちへの威嚇は、しつけの問題です。
単にお子さんが出来てから、愛犬としっかりとした関係を築けていないのでしょう。
申し訳ない気持ちから犬に遠慮をしてしまったり、対処に迷ってしまったりしているため、犬が不安(ストレス)を感じているのだと思います。
一度専門家にみてもらい直接アドバイスをしてもらうことをお勧めします。
信頼関係を築き直せば、また元の良いコに戻りますよ(^_^)
(現在のポイント:-pt)
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