対象:投資相談
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1年半ほど前に、300万円で投資信託(ワンプレートランチ)を購入しました。
自由になる資金で、特に使途のあるものでもなく、長期的に保有するつもりでしたが、元本が100万円近くまで下落してしまいました。
若干のリスクは覚悟の上で、我慢して保有してましたが、あまりの下落の幅に、もはや異常事態で限度を超えている、と思い、もうこれ以上、傷口を広げないためにも、一旦解約して損切り・塩漬けした方がいいのでは、と悩んでいます。
このまま保有していても、この状況であれば、元本が消滅することも遠からずあるのでは、とも考えてしまいます。
何か、アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
ひらたけさん ( 奈良県 / 男性 / 38歳 )
回答:7件
投資しているファンドの情報を集めてみましょう
ひらたけ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
ご指摘のファンドの月次レポート等を見ると、3分の1程度にまで低下したのは(分配金控除後の)基準価額であると思います。
分配金が多く支払われているファンドの場合には、分配金を含めて考えてみましょう。その考え方はこちらを参考にしてください。
このファンドは、不動産への投資割合が比較的大きいですね。他のバランス型ファンドに比べて不動産市場の影響を(良きにせよ、悪しきにせよ)より大きく受ける可能性があると思います。
また、グローバルといいながら、投資銘柄に日本の株式や債券は含まれていませんね。つまり、為替の影響をより大きく受けるファンドのように思います。
ファンドの運用会社のホームページにはファンドの月次レポートが参考にすると良いでしょう。どのような要因でファンドの基準価額が変動したのか情報を開示してくれています。
解約するという判断はいつでもできますが、少し情報を集めて考えてからでも遅くないと思います。
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ファンド売却の見極め
はじめまして、FPの岩川です。
下落自体を心配する必要はないと思います。
長期投資は、大きな上昇、大きな下落(今回は少し大きすぎますけど。)の
繰り返しです。
投資先をしっかりと判断した上で、そのファンドを購入したのであれば
じっくりと寝かせて待つことも、立派な戦略の一つです。
世界の国々を代表する優良企業(や債券)を、偏ることなく保有している
ファンドであれば、時間が解決してくれると考えられます。
しかし、新興国が極端に多い、不動産が極端に多い、コモディティ投資が極端に多い・・
など投資先が「ある地域」や「ある資産」「ある手段」に偏っている場合は、
売買を行い、投資先を修正する必要もあると判断できます。
↓詳しくは
↓ファンド売却の見極め
http://toushinmkt.seesaa.net/article/114790457.html
↓長期投資に下落は必須。
http://toushinmkt.seesaa.net/article/112761394.html
ご不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
投資についての考え方
ひらたけさんへ
おはようございます。
購入した投資信託が大きく下落するとかなりつらくなりますね。
まずは投資信託から。
投資信託は世界中の株式・債券・不動産にほぼ3分の1づつ投資をしています。ただ、世の中には好景気の時期と不景気の時期とがありますので、株式と不動産が3分の2を占めるということであれば景気の波の変動を受けやすいといえます。
次は、投資の方法について。
余裕資金を一括で投資するというのは、うまくいった時とそうでない時とのブレが大きくなってしまいます。投資している投資信託が好きかどうかも見極めながら、時間を分散しながら投資するのが損失を小さくする意味で有効といえます。今の投資信託が本当に気に入っていてということであれば、追加投資するのも一つの方法だと思います。
元本消滅というのは、
この投資信託の場合で考えてみると、先進国も含むすべての債券が債務不履行状態、不動産が無価値の状態、株式会社の財産が無価値の状態ということになります。お金に対する考え方が長い時間で変わることはありますが、さすがにお金の価値やものの価値を否定するところまではいかないと思います。
加えて、投資信託の会社が破たんしても、あなたの財産は分別管理されていますので守られます。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
ゴール地点の再確認をしてみては?
ひらたけさん、こんにちは。
年金・保険相談を専門にしている中山社会保険労務士・FP事務所の中山です。
大切な資産が下落すると本当に不安な気持ちになってしまいますよね。
今回の目的は「長期的に保有する」ということでしたので、もう一度目的・ゴール地点を再確認してみてはいかがでしょうか?
今回の下落は世界情勢の異常な変化がもたらした面もありますので特に不安が増大するところではありますが、投資の基本は長期投資と分散投資です。
長期的なゴール地点(目的)までの時間で、(投資対象にもよりますが)途中で資産が半分以上下落することもあるという覚悟も必要と言われています。
「ゴールは何年後か?」によって、投資対象も決まりますので見直してみてはいかがでしょうか。
そして、大幅な目減りを回避する方法が分散投資です。
逆の動きをする資産を分散して持つことでリスクを少なくすることが大切です。
今後の課題として、現在ひとつに集中しているファンドを複数のファンドに振り分ける方向で考えていくと良いと思います。
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解約するかどうかの件
ひらたけ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の投資信託は、世界の債券、株式、不動産投資信託(リート)に3等分で投資しているもののようですね。
特に、米国の不動産バブルがはじけた影響で、リートが大幅に値下がりしているものと思います。
運用成績は、分配金と合算で、考えるべきとは、思いますが、分配金受取コースを選択されている場合は、分配金が再投資されないことで、効率的な運用ができていません。
一旦解約するかどうかは、悩ましいですが、もし、解約する場合は、200万円近い損失について、高い授業料だったとあきらめられるかどうかです。
本来は、運用開始の時点で、目的を定め、運用期間を何年とり、年率換算で何%の運用を目指すのか、といった計画を立て、適切な資産配分、銘柄を選択すべきだったと思います。
今からでも、計画を立てること自体は、決して無駄にはならないと思いますので、必要に応じて専門家と相談しながら、計画を立て、その上で、お持ちの投資信託が、戦力外との結論に至ったら、解約もやむなし、かもしれません。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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分散投資を・・・
はじめまして、ひらたけさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
投資資産が3分の1になってしまわれていると、とても不安を感じてしまいますよね。
ただ多くの方は、安い時に買って高い時に売るという事は分かっておられるのですが、逆に高い時に買って安い時に売ってしまっている事が多くみられます。
これはやはり短期的にみられて購入されている方が多いからだと思いますが、目的の時期までの運用を考えた投資が必要ですね。
今回は一括で一銘柄を購入されていますが、投資は分散をするのが基本です。
またバランスファンドというのが多く売られ、こういったファンドを買われた方も多いのですが、銘柄も分散された方が良いです。
一銘柄ですと投資基準が変わりませんので、こういった面で分散がされていない事にもなりかねませんね。
ただ基準価額が下がっても、全て無くなるという事はありませんので、これからの運用が重要になってくると思います。
現在のファンドから複数の銘柄へ資金移行される事も考えましょう。
また購入の場合には、ドルコスト平均法と言う時間の分散を行なう積み立てが出来るのですが、買い替えの場合にも一度に買うのではなく時間の分散も考えられます。
ただこの場合は自動的に行なう所は少ないと思いますので、ご自身で定期的に資金移行をしていかなくてはならない事になります。
長期で保有する予定の資金ですので、資産配分を立てた運用が大切になります。
ファイナンシャルプランナー
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見直しを考えてみましょう
ひらたけさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
上記ファンドは毎月分配型のようですね。
使う予定もなく、長期で運用をお考えでしたら、分配は年1,2回でかつ分配金も再投資して複利効果を狙いましょう。そういう意味からして、分配を目的としているファンドは不向きなようです。
またバランス型を1本ではなく、日本株式型、海外株式型、海外債券型などのアセットクラスで自分でバランス型を作ることを考えてみましょう。
特化しているファンドでパフォーマンスのいいものを探してみましょう。
それが難しければ、インデックスが無難でしょう。
見直しを考えてみるといいですね。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
(現在のポイント:-pt)
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