対象:お金と資産の運用
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教育資金についてです。
1歳3歳の子どものお祝い金や児童手当を積み立てた貯金なのですが
3歳の子の分は約70万円、1歳の子の分は約40万円あります。
教育資金の一部にするつもりなので投資信託(インド)で運用していたのですが
元本割れしてしまい、解約して今は普通預金に預けてある状態です。
(今後も児童手当分は追加して貯金する予定)
上の子の大学進学時の15年後までは手をつけないつもりのお金なので
元本割れしないことを前提に、少しでも効率よく運用したいと思っています。
アドバイスよろしくお願いいたします。
ふたままさん ( 千葉県 / 女性 / 36歳 )
回答:5件
元本保証の考え方
ふたままさんへ
こんにちは。
資産運用のことは悩むところだと思います。大事に運用したいところですが、過去20年間では物価の上昇よりも教育費の上昇のほうが大きくなっていますので、長い運用期間であればある程度の利回りも必要です。
インド株の投資信託で運用しようと思ったのも、リスクをとって長く運用することで、子どもさんに満足のいく教育を受けさせたいと思いがあってのことと思います。
元本割れしないとなると、
・銀行のキャンペーン金利の定期
・個人向け国債
といったものが例に挙がります。安全性が高いものであっても、途中で解約するとメリットが活かされない場合もあります。満期までその商品を持つことが前提です。
中途換金しないということであれば、個人向け社債も一つの選択肢になります。(金融機関で購入可能な場合)ただ、満期時に元本が保証されるのは、満期まで会社が存続していることが前提です。安全性を重視したい場合は、利回りが低くても格付けの高い会社を選びます。
長期間使わないからということで一括投資すると、その商品が気持ちに合わなかったときに後悔されることになります。複数の商品を少しづつ購入しながら、ふたままさんに向いた金融商品を見つけるのもよい方法だと思います。
上津原拝
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
「元本割れ」と「効率よく」は相容れない
ふたまま様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
インドに投資する投資信託と教育資金の積立は少しマッチングが悪かったですね。ところで、「元本割れしないことを前提に」、とはどの程度のことを指していますか?
元本割れしないことを必要条件とすると選択肢はほとんどありません。そして、利回りは現状の水準で言えば0.5〜1.0%程度でしょう。この考え方を受け容れるのであれば、商品は学資保険か定期預金になりますね。
『もっと利回りがほしい=効率よく運用したい』と思うのであればリスクを採らなければ不可能です。ただし、インドのような新興国を中心した運用ではなく、先進国の株式と債券にバランスよく投資する投資信託を中心にしたほうがよいでしょう。
そこから先のリスクのコントロールは、リスクのないものとリスクのあるものの組み合わせ比率を調整することで可能になります。こちらを参考にしてください。
おそらく、インドへ投資する投資信託の悪いイメージから、元本割れ回避の要望が高くなっているのだと思います。次の意思決定まで、少し期間をおかれたほうがよいのかもしれません。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
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定期預金が候補です
ふたまま様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、確実に用意しなければならない教育資金の一部なら、インドへの集中投資は、目的に合っていなかったかもしれませんね。
投資信託は、いきあたりばったりではなく、あくまで計画の中で、利用していくべきです。
今後は、元本割れしないことを前提に運用していくのなら、定期預金が、便利と思います。
預金保険制度がありますので、万一金融機関が破たんした場合でも、元本1千万円までとその利息等が、保護されます。
定期預金なら、インフレが起こり、金利や物価が急上昇した場合でも、乗り換え時に元本割れをすることがありません。
この点は、貯蓄性のある学資保険との違いです。
なお、元本保証にこだわって、必要な教育資金を確保できなければ、元本保証=安全とはいえませんので、その点も含め、慎重に検討されることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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元本割れが無い・リスクが低い商品です
ふたまま 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です
元本割れの無い商品と、長期投資として元本割れリスクの低い商品をご紹介します。
1.ネットバンクの定期預金(都市銀行に比べ有利です)がお勧めです。元本1000万円と+その利息は預金保険制度で保証されています。の1年物定期預金は市中金利を反映した金利が設定されますので、1年ごとに元利共々、その時に有利な銀行に預け替えをしてください。
2.3ヶ月ごとに発売される個人向け国債10年変動も元本割れがありません。
金利が長期金利-0.8%で設定されますから、インフレの際には金利も上がり、ご希望に沿う商品と考えます。10年後の償還に際し5年固定を購入されると宜しいのではないかと考えます。但し、利作は払いだされてしまいますので、複利運用の観点から、利息分が1万円貯る都度国債の購入をお勧めします。
3..投資信託ですが、国内債券を対象とするインデックス・ファンドをお勧めします。リターンは低いもののリスクも低く抑えられます。15年間という長期間ですので再投資型を選択すれば、宜しいのではないかと考えます。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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将来を見て運用しましょう。
はじめまして、ふたままさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
元本割れをしない事を前提にされるのであれば、普通預金や定期預金になってしまうと思います。
また確率的には、とても低いですが元本割れの可能性もあるMMFでの運用も考えられるでしょう。
インドは今後の成長は大いに期待できる国ですが、新興国ですのでまだ不安定な要素はあります。
インドへだけの投資でしたので、この運用方法にも問題があるといるでしょう。
ただ今回の世界同時不況は、分散投資をしていてもリスクを回避できなかったのも事実ですが、この先15年の運用を考えると、インドも魅力的だと思います。
しかし、基本は分散投資ですし、教育資金という目的もありますので、ハイリスク商品での運用は勧められませんね。
短期的にみれば元本割れの可能性はあっても運用目的は15年先です。先を見た運用も必要だと思います。
この不景気がいつまで続くか分からない状態で、投資信託の購入にも不安を感じられている方も多いのですが、一括で購入するのではなく2年や3年を目処に今ある資金を定期的に移行していかれる事も考えられますね。
今後も少しは運用についても考えられるのでしたら、日本やアメリカ、欧州など先進国への投資もされておかれた方が良いです。
またリスクを取るのには債券型投資信託を多く取り入れられた方が良いですので、対面でご相談に行かれてメンタル面での不安を取り除く事も重要かと思います。
一度FP事務所などで投資についてのアドバイスを気いに行かれても良いのではないでしょうか。
またFPが行っているセミナーなどもありますから、そういった場で運用の基本を聴きに行かれても良いでしょうね。
(現在のポイント:-pt)
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