子育てが厳しく、ヒステリックで干渉がすごく、自分の思い通りに子供を押し付ける母でした。
また、父母の仲が悪かったのにも、悲しい思いをしました。
兄弟と連絡もとっていません。父母のせいにしたくはありませんが一番大きな原因と思います。
母が私の神経を逆なでするようなことを平気で言うことです。しかし私ももしかしたら言葉の中で母を悲しませていたかもしれません。
母は私となにかあるたびに「わたしは(子育て)一生懸命やったのに」といいます。決して謝りません。
臨月の朝、母にぽつりと、
「あんたなんか産まなきゃよかった」
と言われました。
この発言には私はたいへん悲しみ、怒り、泣きながら抗議しました。母はさすがに「ごめんなさい」と泣きながら謝りました。
しかし、私は許すことが今でもできません。
私のどの発言にたいして母がそんなひどいことを言ったのか、いまだにわからないのです。その前日話の流れで「私は自分の世話をしてもらうためにこの子を産むつもりはない。あなたの世話もしないからね」ということをいったことです。母は自分の将来が不安だったのか、私に老後の世話の打診をしてきたのでしょうか。
確かに私が悪かったのかもしれません。
私もズバズバ言ってしまいました。その点は反省しています。
しかし、臨月のいちばんストレスのないようにしたいときに、母がこのような発言を軽々しく言ってしまうような母を、私はいまでも絶対に許せません。
「産まなきゃよかった」と、実母に言われた私は、自業自得でしょうか。
あれから1年が経ちましたが、実家には帰りません。
孫を見たくてたまらないであろう父母の姿が浮かびますが、そのすぐあとに、あの発言が胸をよぎるのです。
いっそ母のことをすっきり忘れられたらどんなに楽かと思います。
リーチさん ( 山梨県 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
長江 信和
心理カウンセラー
5
【親の気持ち】
臨月の朝の言葉に対しては、普段決して謝ることのなかったお母さんが、泣きながら謝ったのですね。リーチさんは、1年たっても許すことができないようです。その一方で、ご自分を責める気持ちもあるようです。ご両親の姿を思い浮かべると、苦しく感じられてしまうのでしょう。
お母さんは、とても不器用な方なのではありませんか?「一生懸命やったのに」という言葉が、象徴的なように思えます。気持ちとは裏腹に、相手を傷つける行為をしてしまうのかもしれません。
傷つけられて怒るのは、自然なことかと思います。しかし、お母さんを100%悪い人間ととらえてしまうと、救いようがなくなってしまいます。ご自分の肉親ですから、苦しみから逃れられなくなります。
不適切な行為は許さなくても、相手の存在そのものを否定する必要はないのかもしれません。お母さんは、完璧な人間ではなく、タイミングの悪いときに、不適切な言動を示す方なのでしょう。その一方で、決して十分なものではなかったかもしれませんが、うまく愛情を示したこともあったのではないかと思います。
臨月の朝の言葉には、大変傷つきましたね。いまでも許すことができず、距離をとるのは仕方のないことかと思います。いつかお母さんの弱さを認め、不適切な言動の裏にある苦しみが理解できるようになるといいですね。お母さんそのものを許してあげられる日が来るかもしれません。リーチさんがお母さんの言動に一喜一憂することも少なくなるでしょう。
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