エリア・フランチャイズのビジネスモデルとは

はじめまして、イーコンサルタントです。ご質問ありがとうございます。
もしshihokokさんの希望するご回答ではない場合、お手数ではございますが再度、Mailを頂けましたら幸いです、宜しくお願い致します。
ご質問戴きました実際にエリア・フランチャイズを運営する企業の価値とは何なのでしょうか?についてですが、当方の職業柄、企業価値=時価総額という考え方となってしまいます。これは、その企業の発行株式総数×株価で算出されます。

例えば上場しているエリアフランチャイズの以下の企業ですと、
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア 東証1部上場 時価総額 3,089百万円
オーウイル株式会社 ジャスダック上場 時価総額 1,216百万円
という、凄く荒い言い方をすると、その企業が幾らで買収(買えるか)という目安です。

但し、こちらで本文を勝手に解釈すると、そのエリアフランチャイズ権を持つ企業の役割とは何でしょうか?という説で申しますと、FC本部に代りに、その特定のエリア(各企業や業態によりその区分は異なりますが)で他の事業主(企業)にフランチャイズ権をそのまま許諾(ライセンス)することを
意味します。異なる地域でFC本部がそのブランドを急成長させる際に用いています。フランチャイズ権を受託した企業は、本部に代わって加盟店の開発や運営を行います。但し商品、サービス、システム、ノウハウといった企画の開発は、本部が行う場合がほとんどです。メリットは短期間でチェーン店舗の展開ができること、デメリットは店舗が増えても本部のロイヤリティはそれほど増加しないこと、本部と地域本部加盟店との関係が希薄になりコントロールが困難であること、地域本部の加盟店は、本部の業績が良くても地域本部が倒産すれば大きな影響を受ける可能性が高いことなどがあります。ご家族の方は、店舗開発と参加されたFCオーナーを本部のルールに則り指導することが業務だと考えます。