対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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AIGスターとの合併を凍結して,売却先決定のための入札に入っていると聞きますが未だにどうなるのかさえ進展していないようです。
最新情報ありましたら教えてください。かりにこのまま売却先が決まらないとどうなるのでしょうか? また貯蓄性の商品「円ドル君」etcの利回りは保障されるのでしょうか? 現時点で見切りをつける方が得策なのでしょうか?
keita992200さん ( 兵庫県 / 男性 / 38歳 )
回答:2件
笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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ご心配の向きは痛いほどわかりますが、
現状では、米生保大手プルデンシャルとカナダのマニュライフ・ファイナ
ンシャルが親会社の候補として協議中ということですので、
現時点ではまだはっきりとした結論が出ていないようですから、
早まった判断で解約はまだ早いのではないでしょうか。
ところでkeita992200さんは、逆ザヤという言葉をご存知でしょうか。
逆ザヤとは、たとえば4%の予定利率を保証している保険があったとして、
その保険の実際の運用が2%でしか運用できない場合、
最悪なことに保険会社はこの逆ザヤを補償しなければなりません。
しかも保険契約は最低でも10年から20年という長期にわたっています。
もしも持ちこたえられない場合には、破綻です。
今まで破綻した保険会社の場合、年金保険や養老保険といった貯蓄型
の保険は、元本の50%から60%程度しか保証されませんでした。
ご心配の向きは痛いほどわかりますが、
まだ売却先がどこになるか探している段階です。
保険会社は1年でスピード破綻するほど、まだダメージは出ていないと
思います。
しかしながら、4月に発表される各社の新しいソルベンシンマーシン比率
は気になるところですが、あと数ヶ月は様子を見た方がいいのではない
でしょうか。冷静になって心を落ち着けて考えましょう。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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見切りをつけるかどうかの判断基準
keita992200 様
この度はご質問をいただきましてありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
売却先未決定の要因としては、世界的な金融不安により、資金力がある金融機関が少ないということ、資金力があっても高い買い物だけになかなか手が出せないというのが実情だと思います。
売却先が決まる決まらないにせよ、AIGエジソン生命が破綻をしない限りは、「円ドル君」などの商品の予定利率が下がったりすることはありません。
見切りをつけるかどうかは、
1、その保険の目的が何か?
2、現在、保険に新しく保険加入ができるかどうか?
2、AIGエジソン生命が破綻するかどうか?
でご判断して下さい。
1については、貯蓄目的なのか、保障目的なのかによって判断していかなければいけません。
2については、新しい保険に加入ができない状況ですと、既契約保険に見切りをつけることが危険だからです。
3については、格付けとソルベンシー・マージン比率の下がり具合、責任準備金繰入を順調に行っているかどうかなどが判断基準になります。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
以上よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
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