対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
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夫50歳、私は48歳の専業主婦です。定年まであと10年ですが、預貯金が500万円ほどしかありません。(財形250万円、郵便局銀行の定期220万円、普通預金30万円)この10年で定年後必要なお金を貯めなくてはいけませんが、年間いくらぐらいの貯金をすればいいでしょうか。家は持ち家ですが、ローンがまだあと6年くらい(800万円弱)残っています。
今あるお金から少しでも住宅ローンを返すべきか、それとも少しでも有利なものに預けかえるべきかも教えてください。ちなみに夫は年収手取り約700万円です。
私は去年までパートで働いていましたが、親の介護のため仕事を辞めました。しばらくは働けないと思います。
さららさん ( 北海道 / 女性 / 48歳 )
回答:2件
必要なお金と準備されているお金の比較をしましょう。
さららさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
リタイア後の生活に必要なお金の準備についてですが・・・
リタイア後の生活イメージは出来ていますか?
住む場所や趣味・旅行、住宅の修繕、保険・保障などの
生活スタイルが決まってこないと
生活するためにいくら必要かがわかりません。
また、現在準備できているものとして、
年金の給付予想額、退職金、定年後も働く予定があるかどうか?
など収入予定のものも確認されることもオススメします。
これら今後長期に渡る収入と支出の予定を
「キャッシュフロー表」を用いて作成されると良いと思います。
あとまだ10年あります。
でも安心できるわけではありません。
今後のさららさんの行動次第で大きく変わります。
一つ注意点としては、
質問文中にあった住宅ローンの繰上げ返済については
今後のライフプランや貯蓄計画が決まってから、
返済しても大丈夫かどうかの判断をしてください。
介護等でお忙しいと思いますが、
ご夫婦で今後の生活プランについて話し合うところから始めてください。
評価・お礼
さららさん
老後のライフスタイルをもう少し具体的に
考える必要がありそうですね。
夫とも再度よく話し合ってみます。
参考になりました。ありがとうございました。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
まずイベント表とキャッシュフロー表で確認ください
さらら様、初めまして。ファイナンシャルプランナーの吉野充巨です。
貯蓄額を図るには、お二人の今後の生活について、イベント(退職する予定の歳、老後の住まい、車の購入など)と概算費用を書き出してイベント表を作成ください。
この表を作ることで、将来を概観できます。
その上で、将来の収入(給与、退職金、年金等)と支出(生活費、車の購入費用、旅行等々)を記載したキャッシュフロー表で貯蓄必要額を算出します。
私のHPにこれらの表のサンプルを掲載しています。宜しければご参照ください。
http://www.officemyfp.com/planningtool.htm
キャッシュフロー表で将来必要とする貯蓄額が分かりまましたら、それに基づき住宅ローンの繰り上げ返済や、貯蓄額を計画ください。
なお、一般的な老後の生活には、夫婦お二人で約30万円、妻だけでは約21万円が必要とされています。60歳時点での女性の平均余命は約28年、男性は22年です。従ってさらら様90歳迄の30年間に必要とする金額は、
30万円×12ヶ月×22年+21万円×12ヶ月×8年=9,936万円
ここから公的年金の支給額と退職金を引いたものが貯蓄必要金額になります。
公的年金は社会保険庁のホームページに概算シュミレーションがありますのでご使用ください。退職金はお勤めの企業の規定をお調べ願います。
評価・お礼
さららさん
なるほどイベント表とキャッシュフロー表を作成すると老後のライフプランも立てやすくなりますね。それにしても1億円近いお金が必要になってくるとは、思っていた以上に高額なので驚きました。9936万円ー公的年金支給額ー退職金=貯蓄額というわけですね。実際貯められるのかどうか不安になりますが、具体的な金額がわかると励みになりますしやる気も出てきます。とても参考になりました。ありがとうございました。
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