対象:インテリアコーディネート
対面キッチンの裏の壁(ダイニング側)を白レンガ(タイル?)にしたいのですが、キッチンが半分独立っぽくなっていて、壁面が広くレンガだとコストが気になるところです。
設計事務所に、石膏でレンガ風に作ったものに着色して張った家がある…と言われたのですが、その場合のメリット、デメリット、メンテなど知りたいです。
あと他にも、ウレタン?のレンガとかもどんなものなのか気になります…。
小栗さん ( 広島県 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
安井 正
建築家
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タイルとレンガの違いと、目地について
小栗さん、はじめまして。
クラフトサイエンスの安井正です。
まず、レンガとタイルの違いから。
レンガはあくまでもブロック状のものを「積む」という感じ、
タイルは薄い板状のものを「貼る」、という違いがあると思ってください。
すでに下地となる壁面があってそこに仕上げとしてレンガか、タイルを施すとすれば
厚みが大きく違うので、レンガの場合はレンガの厚み分スペースが狭くなる、というデメリットはありますね。
レンガは素焼きの質感なので、キッチンで使うと、油などの汚れが付きやすい、落としにくいのがデメリットでしょう。「ウレタンのレンガ」というのはチョット私も知りませんが、想像するにウレタンクリアー塗装を施したレンガのことだとすれば、そのあたりの問題は改善されると思います。
タイルは磁器質の仕上げであれば、普通のお皿のような仕上がりなので汚れは拭き取りやすいですが、陶器質のものは汚れがふき取りにくいものもあると思います。
あとは目地のとりかたが見た目のイメージ的にも、メンテの面でも重要ですね。
目地幅を大きくとるのか、ほとんど突き付けて目地をとらないのか、また、目地材の色をどうするのかによっても印象はかわります。目地はカビや汚れが付きやすいところでもあるので、白い目地は、メンテにより気をつかったほうがよいですね。
写真は、私の設計した家で100角の白いタイルに茶色の目地材を使い、汚れが目立たないようにしました。白い面を茶色の線がキリッと引き締めた印象で、リビング空間の一角にあるタイル面として全体の調和を図りました。
評価・お礼
小栗さん
回答ありがとうございます。
私としてもレンガをどうするのか、悩んでいる途中です。
家族や設計事務所とよく相談して決めたいと思います。
氏家 香澄
インテリアデザイナー
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レンガ風の壁
小栗さん
こんにちは
リベルデザインの氏家です。
白いレンガ風の壁であれば
INAXのエコカラットのなかに
エコブリックという素材があります。
1枚1枚の大きさや質感は本物のレンガとはことなりますし
あくまでも「白いレンガ風」ではありますが
壁紙の下地材と同じ石膏ボードにはれることで''コストメリット''がでます。
また、''調湿機能''があることで人気でもあります。
何度か施工しましたが、デザイン的にも重たくなりすぎず
明るく洗練されたナチュラル感が感じられる素材だと思います。
設計の方がおっしゃっているものがどんなものかは
わかりかねますが
その壁一面だけでなく
ダイニング全体の雰囲気が
重たいレンガの似合うかんじなのか
モダンな明るい''カントリーナチュラル''なのか
調和を考えながらイメージされるとよいと思います。
アドバイスとしては
こういった厚みのある素材は
出隅というカドの部分のおさまりが大事がです。
壁から壁(または枠)でおさまるときれいですが
おれまがる部分があるときは要注意です。
イメージ通りの素敵なダイニングになるといいですね!
評価・お礼
小栗さん
回答ありがとうございます。
エコブリックも選択肢に加えて、もう少し考えてみます。
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