住宅控除の失敗と夫と二人の所有に変更したい

やりくり見習さん

モーゲージプランナーの高橋と申します。

1点目の住宅ローン控除の期間選択の件ですが、
所得税の還付手続き等が済んでいない状態であれば、
所轄税務署の対応次第で、
選択期間を変更してくれる可能性は0では無いと考えます。

ただし、これはあくまでも私の推測です。

また、住宅ローン控除の税額控除額は、
10年を選択しようと、15年を選択しようと、
同額になるように設定されています。

税額を計算された上で、15年の選択をなさるお考えであれば、
良いのですが、期間が長いという理由だけで、
15年を選択される方が多いので、
その点はしっかりご確認ください。

2点目の住宅ローンの借り換えですが、
借換えをすることは問題ないと思いますが、
借換えにかかるコストとを踏まえて検討する必要があります。

また、住宅ローン控除が夫婦で受けられるかどうかは、
税務署に確認された方が確実です。

やりくり見習いさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『控除の期間を15年にするべきところを...変更は可能なのでしょうか?』につきまして、途中から控除期間を変更することはできないと思われますが、申告をした所轄の税務署で確認してください。

そうしていただいた方がすぐに解決できるはずです。

『住宅購入時夫が会社を退職...その際住宅ローン控除は受けられるのでしょうか?』につきまして、やりくり見習いさんのお考えのようなことができてしまえば、みんなが後からこのような手続きをとるものと思われます。

よって、私は難しいと思われますが、この点も所轄の税務署で確認してください。

尚、新たに借り換えを行うことでかかってしまう諸費用やその手間を考慮した場合、借り換えを行ってまで住宅ローン控除で受け取れる還付金額は十分な金額にはならないかも知れません。

ただし、借り換えを行ったからといって、改めて15年を利用できるのではなく、あくまでも残存期間分だけになってしまうと思われます。

以上、あまりお役に立てませんでしたが、ご参考にしていただけますと幸いです、
リアルビジョン 渡辺行雄