扶養内パートとフルタイムパートの違い

yunさん、初めまして。
ファイナンシャルプランナーの阿部雅代です。

フルタイムで働いて、ご自分で、厚生年金の保険料を支払っているということは、基礎年金に報酬に応じた二階建て部分が将来支給されるということです。
ご主人の扶養家族になれば、この二階建て部分が、今まで保険料をかけた分のみになるということです。

それと、ご主人の仕事の将来性は、いかがなのでしょうか?

不景気になっていますが、残業代の減少、ボーナスの減少などの影響はありませんか?
雇用は安定していますか?

また、お子様の教育費に対する備えはできますか?

現在、フルタイムでお仕事をできるチャンスを持っているのですから、その権利を簡単に手放してしまい、また、沢山働きたいというときに、就労の場所があるのかどうか。

その点も考慮してみてください。

yun 様

初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

年金だけの比較であれば、かけ続けることが有利です。将来の年金受給は確実に増加します。また、かけた分だけでなく税負担の部分もありますから、扶養内でのお仕事よりも有利になります。
また、健康保険でも、もしも病気になり休業した場合、ご自分が加入されている際には傷病手当金のが受給できます。
お仕事に無理がないのであれば継続をお勧めします。

また、雇用の将来もリスクが大きい時期に入っています。
ご主人の職業が公務員等の安定した職場であれば宜しいのですが、もしも不安定な職場であれば、お二人の収入が確保されることでリスクが大きく減じます。

お子様の成長と収入の比較はどちらが良いかは、難しいので一概に言えませんが、現在の環境下では収入を確保されることが宜しいのではないかと考えます。