対象:矯正・審美歯科
回答数: 2件
回答数: 6件
回答数: 5件
回答:2件
Re:歯列矯正(インプラント)について
青山審美会歯科矯正クリニックの院長の小谷田です
いわゆる歯科用インプラントには大きく分けて次の2種類があります。
1.欠損した歯の代用として顎の骨に埋め込むインプラント
2.矯正歯科治療において、歯を動かすための固定源(アンカレッジ)を確保するためのインプラント
1.のインプラントは本物の歯と同じ様に口の中で噛むことが出来なくてはいけませんから、
強い咬合力に耐えられるように大きいサイズの物が用いられる為、比較的大がかりな
手術が必要になります。
ただし、2の矯正用のインプラントは、歯を移動する一定期間だけ補助的に使用するための物ですから、
ネジの様なサイズの小さいものが一般的に用いられるため、手術は比較的簡単で短時間に終了します。
矯正用インプラントにはいわゆるネジ(スクリュー)型式とプレート型式等がありますが、
一般的に用いられているのはネジ型式です。
費用は、当院においてはネジ(スクリュー)一本につき5万円になります。
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
晝間 康明
歯科医師
-
歯列矯正に用いるインプラントアンカーについて
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です
歯列矯正に用いるインプラントは,インプラントアンカーと呼ばれるものです.
いわゆるインプラントは,デンタルインプラントと呼ばれ,歯の代わりをするものです.
歯列矯正に用いるインプラントは,歯を動かす際の固定源として使うものです.
歯を動かす際の固定源をアンカーと呼び,この固定源の強さをコントロールする事をアンカレッジコントロールと呼びます.
通常の歯列矯正では,アンカレッジコントロールを歯や顎間ゴム,ヘッドギアなどを用いて行ないます.しかし,これだけではアンカーの強さが不足している場合,使用できない場合にインプラントアンカーを用います.
アンカレッジコントロールについては当院ホームページで解説しておりますので参考になさって下さい.
参考サイト→ ひるま矯正歯科:ドキュメンタリー矯正治療<アンカーとアンカレッジコントロール>
インプラントアンカーには,プレートタイプとネジタイプがあります.
プレートタイプの方がより強い力をかけられるのですが,アンカーの植立と除去の手術範囲が広くなります.
ネジタイプは,植立と除去の手術範囲が狭く痛みも少ないのですが脱落する場合がプレートタイプより多くなります.
費用はプレートタイプが1か所あたり10〜15万円,ネジタイプが3〜5万円と思われますが,まだ比較的新しい治療であるため費用にも幅があるようです.
以上,参考になれば幸いです.
(現在のポイント:3pt)
このQ&Aに類似したQ&A