対象:一般歯科・歯の治療
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オールセラミッククラウンとインレイの違いをおしえてください。セラミックは変色がないのでいいと思いますが、歯茎との境目付近が自分の歯と比べて自然な感じがないと思うときがあります。それはセラミックでもランクがあるようなので、その違いによるものなのか、技術的なものによるのかも教えてください。また、一般の歯科でもこの治療は可能なのでしょうか。以前から気になっていた事をたくさん質問させていただきましたが、ご回答宜しくお願いいたします。
補足
2009/01/16 20:57諸先生方、大変丁寧に説明していただきありがとうございました。
オールセラミックとインレイの違いはわかりました。
もう少し追加で質問ですが、オールセラミックは保険適応外ということは自由診療ということで価格設定はそのクリニックで違うということでしょうか。
また、審美歯科の方がたくさん症例を経験しているので、一般の歯科より技術的な安心感があるのは理解しましたが、たとえば審美歯科での治療後に他の虫歯などがあったら治療は他の歯科で診てもらうことになりますか?
それと、オールセラミックにした場合にその後のトラブルというものはどういう事が考えられますか?
かぶせた中の自分の歯が炎症をおこした場合はセラミックをはずして治療とかもありますか?(前提として根の治療を完全にしたうえでセラミックをかぶせるのでしょうからあまり考えにくいことかもしれませんが)
セラミックの保障期間というのはその歯科によって違いますか?
EVERINさん ( 宮城県 / 女性 / 45歳 )
回答:8件
クラウンやインレーの違い
はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。
クラウンとは、歯の全体を覆うかぶせ物になります。自分の歯の全周を削り、かぶせることになります。
金属でかぶせる「メタルクラウン」や、金属の外側にセラミックを貼り付けている「メタルボンド」、全てセラミックで行う「オールセラミックス」などがあります。
それに対してインレーとは、周りの歯がある程度残った状態に入れる金属やセラミックの詰め物のことです。
あまり大きくない虫歯に使用されます。
ですので、小さな虫歯の場合では、わざわざ大きく歯を削る必要のないインレー修復を選択することをおすすめします。
歯の周りを全て削るクラウン修復では、歯科医師の技術や技工士(かぶせ物を作る人)の技術によって仕上がりに大きな差がでます。
技術の高い歯科医師によって形成され、熟練した技工士によって作製されたセラミックのクラウンは素人目では全く分からないほどの仕上がりとなります。
ですから一般の歯科でも行うことはできますが、納得できるかぶせ物ができるかどうかはその医院次第になりますね。
かぶせものの種類について
http://www.geocities.jp/mutsumidental/jihishinryou.html
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
http://www.geocities.jp/mutsumidental/
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
「クラウン」と「インレイ」との違い
「クラウン」とは、歯の全体をかぶせる修復物です。
一般に、かぶせ物と言われているものです。
クラウンの語源は、王冠の冠から来ていると考えると、
わかりやすいと思います。
「インレー」は、歯の一部(かみ合わせるところ)への詰め物です。
**歯茎との境目付近が自分の歯と比べて自然な感じがないと思うときがあります。
その場合、「本着け」の前の「仮着け」の時におっしゃってください。
「本着け」してしまうと、セットしたものを外したり、
かたどりのやりなおしになってしまい、お時間もかかってしまいます。
「仮着け」の治療があるのは、色合いの確認や、
適合の確認、かみ合わせの確認をするためにあります。
また、色がきちんと合っていない・自然な感じがしないのは、
技術と関係ないとは、言えません。
セラミックの素材の場合は、天然歯との色を合わせることが、
樹脂系の素材よりも容易なのが利点です。
一般歯科でも保険外治療として、
セラミック治療を受けることができます。
しかし、保険材料とは違う技術が必要となってきます。
担当医のセラミック治療の症例数が多い方の方が安心ですね。
症例写真など見せてもらうのも良いと思います。
不安なことがございましたら、
いつでもお気軽にご相談ください!
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◆審美歯科 ホワイトニングの''ホワイトホワイト''
回答専門家
- 石井 さとこ
- (歯科医師)
- 審美歯科ドクター
「歯は肌と同じ」。女性歯科医ならではのセンスで、白い歯を演出
前歯の美しさを追求し、ひとりひとりのお口の状態に合った治療を行っています。ご自身の口元に自信を持ち、より魅力的な自分を表現するお手伝いをしていきます。「白い歯で自分をより美しく見せたい」と真剣に思っていらっしゃる方、気軽にご相談ください。
オールセラミッククラウン
こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。
金属を使用していないオールセラミッククラウンにも種類があります。
1.ハイブリッドセラミック
硬質樹脂の中のセラミックの含有量を多くして、強度を増したものです。金属を使用して作成することもありますが、金属を使用せずに作ることも可能です。値段は安くできますが、他のタイプと比べると審美的には劣ります。
2.プレスセラミック
通常使用されるオールセラミックのタイプです。透明感が天然歯に近いため、かなりきれいに仕上がります。ホワイトニング後の色にも合わせることができます。
3.CAD/CAMセラミック
コンピューター制御のミリングシステムによってジルコニアセラミックのコア部分を削り出して作成する方法です。強度は一番高くなりますが、コア部分の透明感がでないのが欠点です。値段も一番高くなります。
セラミックの根元の部分に違和感があるのは、セラミックの中に金属を使用しているか、セラミックが歯にあっていない、中にある自分の歯が変色してしまっているなどの原因が考えられます。
またセラミックの中だけに金属を使用しているフルベイクタイプのメタルボンドは、裏側にも金属が全く見えないため、一般にはオールセラミックと区別がつきにくいのですが、根元に金属が映って浮いたような感じに見えることがあります。
一般の歯科医院でもオールセラミックを扱っているところもありますが、一般に行われているメタルボンドや差し歯とは治療方法が違うため、審美歯科を扱っているところをお勧めいたします。
日本歯科審美学会の全国の認定医を検索できます。
日本歯科審美学会認定医
また何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ティースアート審美歯科
各種セラミック治療
補足
追加の回答です。
セラミックの料金は、各歯科医院によって異なります。これはヘアーサロンでも料金が違うように、歯科医師と技工士の技術料ですので、内容や技術によって料金は異なります。オールセラミックの場合、十数万円〜20万円前後くらいが相場です。
審美歯科でも、保険診療をしているところは虫歯の治療もしてくれると思いますが、保険診療を行っていないところは、虫歯の治療も自費になります。ただ私どもティースアートでもそうですが、審美歯科で審美治療だけを行い、かかりつけの歯科医院で虫歯の治療をされる方も多くいらっしゃいます。アメリカではそれぞれの分野で専門のところがあり、目的に合わせて歯科を選ぶか、その歯科医院が専門外なら、他の専門の歯科医院を紹介してくれます。
通常治療をしっかりしていれば、治療のやり直しはありません。万が一再治療が必要でも、セラミックを外さずに治療を行う方法もあります。
保証期間もそれぞれの歯科医院によって異なります。保証期間がないところもありますので、治療を受ける前に確認したほうがいいでしょう。
前回の回答で代表的な3種類のセラミックの種類を書きましたが、他にもオールセラミックの種類はあります。治療を受けられる前に、確認してください。
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
小野 貴庸
歯科医師
-
オールセラミックについて
EVERINさん、こんにちは。
オーラルプロポーションクリニックの小野です。
まず、クラウンとインレーの違いですが、
クラウンはいわゆるかぶせ物のことです。
インレーはいわゆるつめ物のことです。
歯ぐきとの境目付近の色がご自身の歯の色と違うと言うことはEVERINさんが行われた治療は
オールセラミックのかぶせ物(クラウン)による物ではないでしょうか?
オールセラミッククラウンと歯ぐきの境目に色の違いが生じる原因はいろいろあります。
材質(ランク)による違いはあまりありません。
オールセラミックでもいろいろな種類がありますが、どのランクのオールセラミックでも色は合わせられます。
技術的な物として、
1,色あわせが不十分だった
2,型どりの時、圧排糸を巻いていなかった
3,接着剤の色の選択が間違っていた
などがあります。
その歯科医院では、シェードテイキング(色合わせ)
型どりした時、色の確認をしてましたか?
つける時も色の確認をしてましたか?
もし、その時色が違っていたのであれば再度色の微調節をすることが可能です。
型どりの時、歯の周りに糸を巻いてましたか?
歯とかぶせ物の境目が目立たないように型どりの時、圧排糸という糸を歯の周りに巻きます。
これを行わないとかぶせ物と歯ぐきの境目が目立ってしまいます。
また、接着剤にもいろいろな色があるのでその選択が違うと色が微妙に違ってきます。
上記は患者さんにはどうすることもできないことです。
一度、治療された歯科医院にご相談されてはいかがでしょうか?
どの歯科医院でもオールセラミックの治療は行うことはできると思いますが、普段あまりオールセラミック治療をしていない歯科医院での治療はあまりお勧めできません。
いわゆる銀歯とオールセラミックの削り方は全然違います。
また、そのような歯科医院ではシェードテイキングや圧排糸をしていない所も多いと聞きます。
続く・・・
補足
また、普段あまりオールセラミックの治療を行っていない歯科医院は接着剤の種類も少ないと容易に想像できます。
(銀歯に使う接着剤とセラミックに使う接着剤は全然種類が違います)
以上の点を治療された先生にちゃんと行ったかどうか確認されてはいかがでしょうか?
行っていないのであれば、もう一度やりなおすことも含めてご相談された方がいいと思います。良識ある歯科医院であれば保証期間を設けているはずです。
できればオールセラミックの治療を多く行っている歯科医院で治療された方がいいかなと思います。
さらに言えば、院内に技工室があり、技工士が常駐している歯科医院の方がいいでしょう。
もし、色が微妙に違っていたとしてもその場ですぐに修正出来ます。
せっかくいい素材を選択されたのです。
治療費もかかってますし・・・
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堀内 晃
歯科医師
-
オールセラミックとは
オールセラミッククラウンは歯を全周削ってかぶせるタイプの治療でインレーは、もう少し、小さく、噛み合わせの面などに限局して詰めるタイプの治療になります。
歯ぐきの境目の部分については、オールセラミックですと天然の歯と同等の発色は可能です。ただし、ご自身の歯の色が特殊な場合には、やはり合いにくいということはあるようですね。
でも、ご自身の周りの歯と同じような感じになるまでなんどでも色あわせをすることでかぎりなく近づきますよ。
金田 竜典
歯科医師
-
質問にお答えします。
こんにちは、EVERINさん。歯科医の金田竜典です。
まず、クラウンとインレイの違いなんですが、クラウンは歯牙全体を覆う被せで、インレイは部分的な詰め物です。またセラミックの治療にも色々あり、金属にセラミックを焼き付けるものや金属を全く使わずセラミックのみのクラウンもあります。後者の方が金属を使わないので歯茎の境も自然で最高に審美的な仕上がりとなります。歯茎の境を自然に仕上げるには術者の技術的な面にも左右されるので信頼できる歯科医に治療を受けて下さい。
山本 治
歯科医師
-
オールセラミックは最善の治療法
ウメダデンタルクリニックの山本です。
早速ご相談についてですが、クラウンは被せ物でインレーは詰め物となります。
セラミックスクラウンは変色がなく、表面が自然な感じに仕上がりますが、内面に合金を使用するため歯ぐきとの境目が少しずつ黒くなっていきます。技術的な要素も若干ございますが、多くは金属の成分によるものです。全く金属を使わないオールセラミックスは歯ぐきに対する悪影響が殆どありませんので、最良のクラウンと言えます。
また、セラミックの治療は一般の歯科医院でも可能ですが、専門におこなっている歯科と比較すると出来上がりに随分と違いがでてきます。
審美歯科・矯正歯科のウメダデンタルクリニック
差し歯の症例
増岡 健司
歯科医師
-
追加質問にお答えします。
価格の設定は各医院で違います。
なぜ、価格の差がでるかといいますと、
1.オールセラミックの製造メーカーによる違い
2.技工料金(技工士の技術料)の違い
3.処置後の保証の期間の差
4.材質の差
などが、考えられます。
メーカーに関しては最新のものであれば、大きな違いはないかと思いますが、技工士技術料の差はかなりあるかと思います。熟練した技工士であれば当然価格は高くなります。
保証期間の差は、保証のないところから10年、永久保証など、医院により様々です。
材質に関しては、酸化アルミナという材質を使う場合と、ブリッジでも可能なジルコニアという材質を使うかということでも差が生じます。
審美歯科のほうがよいかどうかということですが、絶対とはいえませんが、審美に力を入れているかどうかということは、例えば、ラーメンを食べたいときにラーメン専門店がいいか、中華料理屋がいいかという選択に近いものがあるかと思います。実際は、その医院で既に処置した写真を見せてもらうとか、サンプルを説明してもらうなど、充分にご自分の希望がかなえてもらえるかどうか、そして、もし色や形が気に入らない場合の対処方法は納得いくものかどうかということも確認が必要です。もちろん、審美歯科であっても同様です。
審美歯科でも他の虫歯の治療はやっている場合が多いと思いますが、やっていないようであればご指摘の形になりますね。
最後に処置後のトラブルに関しましては、中の歯が炎症を起こす可能性はゼロではありませんが、かなり少ないかと思います。歯髄(歯の神経)に充分配慮している治療を行っていれば問題はまずでません。万が一そのような状況になってしまった場合には外して再治療になります。保証期間であれば通常は保証対応です。
かみ合わせの問題で、表面のセラミックがまれに欠けてしまう事があります。これも保証対象ですね。
(現在のポイント:-pt)
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