子犬のしつけ

2009/01/15 01:50

犬種：トイプードル、メス、生後２ヶ月
（生後45日の頃に購入、購入後約２週間経過）
家族は夫婦二人のみ、共働きのため朝から夕方まではケージに入れっぱなしの生活です。

悩みは吠え癖で、それまではキューキューと鳴く感じだったのが
ここ１〜２日の間にキャンキャンワンワンと吠えるようになってきました。
また、それまでは遊びの範疇の甘噛みという感じだったのが
あきらかに攻撃的な噛み付き、吠えになってきています。
攻撃性を感じるのは、トイレシートやスリッパなど噛んではいけないものを
取り上げた時などです。

情報を得ようと、書店でいろいろな本を見ると
例えば
「吼える時はマズルを押さえ込む」
「いやそれは古い常識で、今の常識ではそんなことはしない」
「結局のところ個々の犬の性格の問題」
散歩について調べようとすると
「家を出るのも歩くのも必ず人間が先」
「いやそれは古い常識で、今の常識では」
「結局のところ（以下略
という具合で、
相手が生き物である以上マニュアル通りにいくはずはないとはいえ
指標くらいはほしいところなのですが、こういう状態で困っています。

もっとも、たかが生後２ヶ月なので「まだまだこれから、今は大変でも
これからの頑張り次第」ということかもしれませんし、
この半月間のしつけを誤ったために性格の悪い犬になってしまったのかもしれませんし…。

とりとめのない内容になりましたが、アドバイスいただけると幸いです。

NEW7さん（石川県 / 男性 / 39歳）

回答：1件

専門家

小川真也
しつけインストラクター

仔犬のしつけ

2009/01/28 23:36 詳細リンク

確かに、それは古いやり方だ、とか、今の考え方はこうだ、とかいろいろありますね。
私の考え方を述べさせて頂くと、やはり「個々の性格の問題」と言う事になります。

ただ「マズルを押さえれば吠えなくなる」ただ「家を出る時、ワンちゃんを先に出さなければ
上下関係が出来る」と言うわけではないと考えます。
なぜそのようなことをするのか、と言うことを理解しなければならないと思います。

例えば「家を先に出させないようにする」場合には、性格的にせっかち、あるいは自分(犬)の
要求を真っ先に聞かせないと気がすまない(例:散歩が大好きで、待ちきれなくて飼い主さんを
無視して玄関から突っ走る、など)ようなワンちゃんには、まず玄関で待たせて飼い主さんの後に
出させることは効果があると思います。
そうすることで、ワンちゃんに「ガマン」を覚えさせることが期待できます。
しかし、性格的におっとりしている、もしくは臆病な性格の仔には効果はあまり期待できないと
考えます。

このように、古い、新しいではなく、その仔に合った方法、または必要な方法を選択すること
が重要だと考えますので、「個々の性格の問題」と考える訳です。

性格に関係なく教えるべき事は、「ツケ(人の横に付いて歩く)」「オスワリ」「フセ」「マテ」
「オイデ」です。
これらも、ただ形だけすれば良いのではなく、その内容を理解させなければ、ただの「芸」に
なってしまいます。
その内容については私のコラムに書いてありますので、ここでは省略させて頂きますが、
これが指標になるのでは、と思います。
細かく言うと、これらの教え方も性格で変わりますが、基本は「人も犬も楽しく!」です。

まだまだこれからです。頑張ってください!