対象:ペットの医療・健康
我が家の愛犬が低温火傷を負いました。背中の左半身の皮膚が剥がれ落ち、壊死しましたがドレッシング剤治療の結果、傷は見る度にグングン小さくなり半分以下になりました。治療方は溢れた分泌物をコットンでふき取り、傷は生理食塩液で洗い流す方法でした。
2ヶ月後、大分傷も小さくなったので分泌物と傷をシャワーで流しシャンプーしました。次に傷を見た時、前の傷よりも多くなっていました。それ以来傷の回復がおもわしくありません。今でもシャンプーをされます。
火傷をした部分をシャンプー(除菌作用があるシャンプーらしいです。)してもいいのでしょうか。
先生は停滞期に入ったと言いますが、シャンプーの影響ではないのでしょうか。
補足
2009/01/14 19:07低温火傷は3ヶ月ほど前に負いました。
ecomomoさん ( 青森県 / 女性 / 43歳 )
回答:2件
停滞期
皮膚の治癒に停滞期と言うのはありません。治癒が止まってしまっているのには、必ず原因があります。(シャンプーが原因かどうかは判りません。)例えば創縁の細胞増殖が止まってしまった。これはこれで原因があって、その対処法があります。また、創縁の細胞は増殖能が残っていても、増殖した細胞が欠損部に落ち込んでいけなくなっていることも考えられます。また、増殖して落ち込んでいった細胞が生着できないことが起こっていることも考えられます。 どのような状態になって皮膚修復が進まないかのかを、医学的に判断する必要がありますね。 時には皮膚移植や皮便を使う方法なのが必要になることもあります。
補足
2箇所で打ち間違いがありました。
1:生着は床着
2:皮便は皮弁
の誤りでした。 お詫びいたします。
再び、皮膚再生が進むことをお祈りいたします。
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RE:犬の低温火傷について
皮膚損傷の治療は、その傷の状態に応じた対応が必要です。やけどの治療は重傷度によって違って来ますが、感染が続くようでしたら培養結果に応じた抗生剤を使用したり、頻回の洗浄を行います。一方、感染がないことが明らかであり、良好な肉芽組織が形成されている場合には、湿潤した状態を保ち、創面の縮小を図ります。水泡や不良な肉芽が形成されていればこれを除去する場合もあります、また、表面に細菌感染の所見があり、適切な洗浄剤を用いた洗浄が必要な状態の可能性もあると思います。低温火傷では、温度は低いが時間が極端に長く、損傷が深部に及ぶことが多く、通常治癒には2カ月以上かかり、その期間は受傷した深度や範囲が大きいほど延長します。また、深さの異なる部位が混在することも多々あります。ご愛犬の皮膚も、深い部位の損傷の治癒にはもう少し時間が必要なのかも知れません。状況に応じ治療は変化すると思いますが、経過が芳しくないようでしたら、担当の先生に現在の状況について詳しい説明をお願いされると良いと思います。
ecomomoさん
ありがとうございました。
2009/01/14 20:50井上先生へ
ご回答ありがとうございます。
停滞期がないと言うことにショックを受けました。他に原因があるとの事。
先生と相談して今後の治療を良い方向へ向けて行くようにしたいと思います。
ecomomoさん (青森県/43歳/女性)
ecomomoさん
苅谷先生へ
2009/02/06 23:18ご回答ありがとうございます。
愛犬の傷は左半身に広く広がっておりました。
シャンプーをしてからというもの回復がみられず、先生にシャンプーをやめ、以前のような治療に戻して欲しいとお願いしたところ先生も受け入れてくれて、今ではまた回復傾向にあります。
大分傷も良くなってきています。
まだまだかかりそうですが頑張ります。
ありがとうございました。
また何かありましたらお願いします。
ecomomoさん (青森県/43歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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