対象:投資相談
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回答数: 2件
回答数: 3件
夫(34才)、妻(34才)、長男(4才)、長女(2才)の四人家族です。
「株を始めるなら今!」という言葉を良く聞きます。
主人も買う気満々でいます。「銀行に預けてても増えないし、数年後、絶対得をしているはずだ!」と言います。
うちは昨年4000万円の新築マンションを購入したばかり。
その内1500万円の住宅ローンを組み、親にも頭金を借り、返済中です。
自己資金は頭金として使ったので、現在手元には250万円ほどしかありません。
毎月手取りで31万円ほど収入がありますが、銀行と親への返済や、管理費、子どもの幼稚園代などでほとんど赤字です。
主人は株を100万円買うと言っています。
私は確実でないものに貯金の半分近くを投じるなんて、バカなんじゃないかと思っています。
タイミングも重要でしょうが、私としては何かあったときのために、もう少し手元にお金を持っていたいのです。
世間では株の買い時かもしれませんが、こういったうちの状況でも買い時なんでしょうか?
私の考え方は古いのでしょうか。
ぱんくろうさん ( 千葉県 / 女性 / 34歳 )
回答:8件
儲かるという推測だけで株を買うのは賛成できません。
ぱんくろうさんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
株は買い時だというご主人の気持ちも分かります。
ただ、買ってよいかどうかはそれぞれの家計によって異なります。
お聞きしたところ、今の家計はどちらかというと赤字のようです。株式投資をした残りの150万円が、このまま残っているかどうかは不安なところもあります。
そのような状況で株式投資をしても、期待される効果が上がるどうかは分かりません。日経平均がITバブルの2000年の時の水準(株価)に戻るまで、およそ7年かかっています。うまくいく可能性もありますが、家計のとっさのハプニングで大きな損失を出したまま泣く泣く売却ということになるかもしれません。
現状だと、投資をする前に家計を安定的に黒字化するのが先だと思います。
仮に100万円投資するとしても、時間を置いて数回に分けて買います。思っていたシナリオと違っていた場合、投資を止めることで損失を小さくできるからです。
ライフプランを作成して、どのくらい余裕資金として株式投資ができるかどうかを判断するのも一つの方法です。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
おっしゃるとおり現在の家計は毎月ほとんど赤字です。なので、余計に「株を購入する」という不安定な要素を家計に持ち込みたくないと思ってしまいます。数回に分けて購入する方法もあるのですね。主人ともう一度相談してみます。ありがとうございました。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
重要なのは、計画です。
ぱんくろう様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、確かに今は、100年に1度の投資機会と捉えている方が多いようです。
とはいえ、無計画に100万円を投資することは、おすすめできません。あくまで計画の中で、必要であれば、無理のない範囲で、投資すべきということです。
まして、小さなお子さんもいらっしゃるわけですから、ある程度の予備資金は、必要です。
予備資金として妥当な金額は、家計の収支状況を見ながら判断するのは、もちろんですが、さらに、お勤め先の安定度やボーナスの見込みや、万一のことがあった時にご両親からの支援が得られるか、心理的なリスク許容度、などなどを総合的に考えながら、判断すべきでしょう。
妥協案としては、いっぺんに株に投資するのではなく、投信などの毎月積立プランで、少しずつ始めてもらうという手もあります。株価がさらに下がるという可能性もなくはありませんので、こうすれば、ある程度までリスクが分散されます。
いずれにしても、計画が大切です。最初の計画がなければ、数年後に株が値上がりしても、やめ時が分からなくなるでしょう。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
主人の100万円という金額もどこから出てきたのか…。単に区切りのいい金額だったからなのかもしれません(笑)ただ「100年に1度の投資機会」という風潮の中で、主人が新しいことを始めてみたいという気持ちも少しはわかるので、購入の金額を減らすなり、プランを検討するなり、主人ともう一度話し合ってみようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
今が買い! わかれば苦労はありませn。
はじめまして、FPの岩川と申します。
「今が買い!」 そんなことで儲かれば、誰も苦労はありません。
たまたま一度殖やすことができても、殖やし続けることは困難です。
つまり、資産形成においてタイミングは、あまり重要ではないということです。
(しかし、家計に長期的な資産形成は必要と思いますが。。。)
まず、家計の資産管理は、使用するお金を期間別に区別すると、適切かどうか判断し易くなります。
・2年以内に使うお金・・・預金。
・5年以内に使うお金・・・定期や公社債投信や債券など。
・10年以上使用しないお金・・・株式や債券を分散保有(ポートフォリオ運用)
2年以内に使うお金は、転職や病気などで収入が一時的に停止した場合のために、生活費の6カ月程度を元本保証の商品で確保します。
(↑上記から、100万を投資に回すのは適切かどうか判断できます。もうしばらく余裕を持ってからでも遅くないと思います。)
5年後、10年後に使う学費や老後資金は、資産価値を確保する目的で、債券や株式を分散保有します。
逆を言えば、10年以上の場合は、債券や株式を少なからず保有しなければ、実質、資産価値は目減りと考えられます。
特に今のように金利低下によるインフレ誘導している時は、長期的な貯蓄計画を立てておくのは必要です。
ぱんくろう様のお考えは古いわけでなく、現在状況を考えると適切と言えます。
ただ、株式は、不確実なギャンブルとは別物ですよ。
どうして、世界各国の大切な年金は、株式や債券で運用しているのでしょう?
ギャンブルではないからです。
金融は正しく理解することが重要です。
正しく理解をすれば、家計の無駄を縮小できることもあります。
資産運用もこのように考えると必要性が分かると思います。
お時間あればご覧ください。
http://www.toushinmkt.com/toushin/hajimete_00.html
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
2年、5年、10年と期間別に考える方法などとても参考になりました。サイトも拝見させていただきました。「株なんて!」と怖がって近寄らないことが確実というわけではないのですね。これを機に資産運用について、少し勉強してみようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
計画・目的・目標・銘柄選択が重要になってきます。
ぱんくろうさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の
株式投資をすべきかどうかについてですが、
家計収支や今後のライフプランの予定
実行状況等によって株式投資する資金的余裕があるかどうかが
はじめに確認していただきたい条件の一つで
株式投資で目指す目的・目標は何か?
具体的に投資する場合の銘柄(どの会社の株式へ投資するのか?)と
その選んだ理由が
さらに踏み込んだ条件になります。
ちなみに最近の情勢等からの私見ですが
仮に株式投資を行う場合には
株式投資は値上がり益のみを追及するのではなく
配当や株主優待などトータルで
家計にプラスとなる投資を行うことを
考えたほうが良いと感じています。
しかし、いただいた資料から判断すると
今、ぱんくろうさんの家計で重要なのは
・家計収支を安定させ
・緊急時に対応できる余裕をつくり
・今後のライフプラン実現のための資金準備を行う
ことなのではないかと思います。
お子さんが中心となるライフプランとなると思いますので
ご主人さまとじっくりお話していただき
今後の予定を決めていただくと良いと思います。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
株主優待等の面で、我が家にとってプラスになる企業を選ぶというお話はとても参考になりました。主人は単に「安定している企業の株を買う」と言っていますが、こういった観点もふまえて企業を選べば、選択の幅が広がりますね。皆さんのご意見を参考に、主人ともう一度話し合ってみます。ありがとうございました。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
投資する目的により回答が異なります
ぱんくろう様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
もし、長期的に保有するのであれば、株式より投資信託のほうが向いているかもしれません。長い期間保有していると、きっと株価が下がるときが来ると思います。そのときに反対の値動きをしてくれる債券も併せて保有しておけば、値下がりの程度が少なくて済みます。「分散投資」の話です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
そうではなく、あくまで現在の株価の水準を考えて株式を購入するというのであれば次のように考えてください。
株式は現在買いなのかもしれません。否定しません。ただし、買いと思うときがあるのであれば、売りと思うときもあるはずですよね。買うときには、売りのことも考えてみてはいかがでしょうか?ずっと右肩上がりに株価が上がり続けるわけはないので、どこかで売却することを考えなければならないはずです。
値上がりしていればよいですが、さらに値下がりしていたらより判断が付きにくくなりますね。こちらも参考にしてみてください。
そして、リスクを抑えるためには、投資してもらう金額を抑えましょう。投資金額を抑えてもらって、いろいろな知識を増やながら、投資金額を引き上げていけばよいと思います。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなってしまい失礼いたしました。
杉山様はじめ、こちらの専門家の方々のご意見をいただき、大変参考になりました。
私の知識不足ゆえに消極的になっている部分もあるので、少しずつ勉強し、我が家にとって最適な商品を購入しようと思っております。どうもありがとうございました。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資と繰上げ返済の比較と生活準備資金について
ぱんくろう 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です。
確かにご主人が期待されているように、現況から値上がりすれば、定期預金よりも、大きな金額に化けるかも知れません。しかしながら、大きな損失を蒙る可能性も有ります。
投資する・しないのご判断はご本人がお決めになることです。
が、投資・運用のセオリーとして、無リスクで利息分が収益と看做せる繰上げ返済は、有利な投資対象とされています。
私は、株式を購入する資金があれば、繰上げ返済に廻されるようお勧めします。また゛借り入れたばかりですので、元利均等払いの場合、元金100万円を返済した場合の利息分はとても大きなものになります。返済明細書で元本が100万円減ずる、返済回数までの利息分を足してください。その分が今後支払わなくても済む利息です。
また、現在はお手元の現預金が少なくなっています。
私は、生活準備金として生活費×6ヶ月+今後1年間で支払が予定されている大口の費用=生活準備金預金して、お手元に保有されるようお勧めしています。
この観点で、預貯金を保有されるようお勧めします。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
「生活費×6ヶ月+今後1年間で支払が予定されている大口の費用=生活準備金預金」の考え方、とても参考になりました。株については主人とよく検討してみます。
現在、ボーナスの半分を繰り上げ返済に回しています。「住宅にばかりお金が出ていく…」と思っていましたが、金利分確実に得をしているのだから、今後もがんばります。ありがとうございました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
先読みは難しいですし・・・・
はじめまして、ぱんくろうさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
投資や先の事など、確実にこうなると言うことはありませんね。
もし、そうなっているのであれば、現在プロとして取引を行なっている機関投資家などは投資の世界で勝ち続けていますし、そうなると人の為にやる必要もないですよね。
確かに現在は、相当な安値水準です。
昨年から、投資の見通しに対しての質問も多くあり、その中でも下がってもいつかは上がると言った回答もしてきましたが、それがいつになるか読めないのも事実ですし、株を現物で100万円購入と言う事になりますと、限られたものしか買えませんし、その株が上がるかどうか難しくなります。
また住宅を購入されたばかりで、何かあった時の為の資金を投げ打って投資をするのは無謀と考えます。
また、今後は世界の実体経済の悪化からまだ株式市場も下げる可能性もありますから、初めて投資をやられる方でしたら、買った直後に株価が下がってしまっては、折角、投資に興味をもたれたのに恐怖心だけを抱いてしまう事になりかねません。
しっかりデメリットの説明も受けながら、どうすればリスクを回避しながら運用できるかを勉強されると良いでしょう。
投資は分散が基本と言われています。
国や地域の分散、銘柄の分散、時間の分散など様々な分散でリスクは回避できます。
投資信託では1つのファンドを購入するだけで何銘柄の株式を購入出来ていますし、月々購入していけば時間の分散の出来ます。
まず、ご家庭の余裕資金での運用でリスクやリスク回避の事を知られて行なわれる方が良いでしょうね。
また私どものようなIFAやFPを利用されても良いと思いますよ。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
主人は「安定している企業の株しか買わないから問題ない!」と言っていますが、こんな世の中ですし、私はいつどの企業がどうなってもおかしくないと思っています。「投資は分散が基本」とのお話も参考にさせていただき、主人ともう一度話し合いたいと思います。ありがとうございました。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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安定性が大切です。
現在の日本と世界の株式は、今後5年後になって回顧してみるとあの時に買っておけば良かったと思える市況でしょう。株式は安値で買い、高値で売るが原則ですが、安値と思って買っても更に下落がある事はご承知の通りです。そしてこの傾向は誰も、専門家ですら分かりません。
従って「君子は危うきに近寄らず」のたとえの通りです。
お子様も2人おられて、貯金は1年分以上は欲しいところですが、250万円は虎の子です。
不安定な株式への投資は控えたほうが、宜しいでしょう。
それより、安定資金の積立をお考え下さい。
銀行の中には、100万円を3年定期0.8%程度を出すところもあります。調べて下さい。
[[http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
どうしても株式を買いたいと言うときは、毎月一定額を定期的に購入する累投が良いでしょう。対象は日経225のような特定銘柄でないほうが分散します。
貯蓄感覚で毎月小額から始めて、現在の貯蓄は取り崩さないで下さい。
今は大きなリスクをもつ将来の成長より、当面の安定性を維持して下さい。
評価・お礼
ぱんくろうさん
ご回答ありがとうございました。
「安定性が大切」本当にそのとおりですね。子どもも小さいですし、住宅ローン返済も始まったばかりなので、まずは家計を見直し、貯蓄を増やす方向で行きたいと思います。
銀行の金利なんて…と思っていましたが、調べてみるといろいろあるのですね。とても参考になりました。主人にも見てもらい、検討したいと思います。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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