対象:住宅設計・構造
回答:2件
設計評価と建設評価は一体です。
大阪で設計事務所をしています。
住宅性能評価制度の構成は、設計図書が評価制度の規定する10項目の定量的な性能を、各々どのランクに相当しているか評価する設計住宅性能評価と、建設される建物が設計評価書通りに建設されているかどうか評価する建設住宅性能評価に分かれます。
ですので、新築で建設住宅性能評価のみを取得することは出来ません。工事はもう始まっているのでしょうか?
ちなみにですが、申請者は建築主でも設計者でも工務店でも構いません。もしまだ着工されていないのであれば、工務店が申請に難色を示しているのであれば、別な設計事務所と契約して設計性能評価・建設性能評価を取得する方法もあります。その際は等級を指定するのではなく契約されている建物の客観的な評価になりますが・・・
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
住宅性能評価申請
usagi_sanはじめまして。
アトリエイグレックの佐野と申します。
建設住宅性能評価のみの申請はできません。
建設住宅性能評価は具体的な評価は行わず、設計住宅性能評価で評価書取得をした建物について、4回〜の現場検査により申請図書どおりに建物が完成し、設計性能評価申請時の性能を確保できているかを評価するものです。
設計住宅性能評価は設計図書の審査、建設住宅性能評価は現場検査といううことです。
設計住宅性能評価のみの申請は可能ですが、基本的には一対のものなので、途中で性能評価申請をやめてしまったという感覚が適切かも知れません。
設計住宅性能評価は10の項目について行います。選択項目の音以外の全ての項目について取得が必要です。
第1回目の検査前(基礎配筋)までに設計住宅性能評価書が取得できれば建設基礎配筋の申請は可能です。
回答専門家
- 佐野 靖
- (建築家)
- アトリエ・イグレック1級建築士事務所 所長
住む人の夢を実現し、安心を提供する。それが設計士の仕事です
『何ができるか?』ではなく『何をしたいか?』をまず伝えて下さい。クライアントの夢を様々な条件を加味し具現化することが設計士の仕事と考えています。家はそこに住まう人々と共に変化していくものです。空間としての家作りをご提案いたします。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A