対象:キャリアプラン
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はじめまして。
現在、私設の障害者福祉施設に勤めております。
10年勤務しており、現場ではマネージャー職をしております。
給与があがらず、勤務時間も長く不規則なため、家族のことも考えて転職を考え始めました。
ただ、業界全体で給与水準はあまり高くなく、私自身もマネージャーといっても公の資格は持っておりませんので、苦戦しております。これならば、いっそ一般企業へのキャリアチェンジの方が可能性があるのかもしれないと思えるときもあります。福祉の仕事にはやりがいを持っておりますが、体力的、経済的に不安があるのも事実です。
福祉の業界では、転職してもどこも同じ状況でしょうか。これまでの経歴を活かすなら、ほかにどのような可能性があるでしょうか。
soltさん ( 千葉県 / 男性 / 40歳 )
回答:4件
マネジメント経験は他に活かせることもあります
soltさんはじめまして。
ご質問は
・福祉業界での給与が上がる可能性
・いままでの経験を活かしての他業界への転職の可能性
の2つがあると存じます。
福祉業界内で給与を上げるのであれば、その運営している母体(企業・団体)がどれほどの資金的余裕があるところかにかかっていると思います。
人手、とくにマネジメント経験をもった方を必要とされる同種のところは他に存在すると思いますが、最終的に財政面を確認されてから決断をすべきでしょう。
もし他業界への転職をされるのであれば、マネジメントスキルがどの程度あるのか次第ではないかと思います。
人のマネジメントだけでなく、金銭面でのマネジメントも含め、経営に近い経験・スキルをお持ちであれば、それを活かしての転職の可能性はあります。
まだ時間的な余裕があるのであれば、上記の面で不足している経験を今のところで積むのもひとつの方法ではないかと存じます。
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再木 奈生
研修講師
-
やってこられた事に自信を持って
soltさん、はじめまして。
ヒューマンリクリエイトの再木奈生です。
障害者福祉施設に10年の勤務。
体力も使う、気力も必要なお仕事。
私設でもあり、そこでのマネージャー職ですから
方針を統一されていくのにも、いろんなお気遣いをされたかもしれませんね。
ご家族のことと、ご自分の「やりがい」のハザマで
これまでも悩まれてこられたのではないでしょうか。
soltさんとは、逆のケースになるのですが
交友をもたせていただいている、障害者福祉に携わっている方々の中に
介護からの転身をされた方を何人か知っています。
介護の仕事をしているうちに、より若い方々の支援をしたい、と気づいた、
という方もいらっしゃいますし、
「福祉」という枠から「支援」という枠で見方を変えてみて
障害者の就労支援への転身という方もいらっしゃいました。
いずれにしても「対、人」という点について軸にブレがなく
いろんな課題にぶつかりながらも輝きを持って働いています。
soltさんの考えていらっしゃることの一つ「一般企業へ」となるか
やりがいを感じられている「福祉」の対象者や支援方法を変えていくか、を
考えていかれるのか。
どの道をとられても、頑張ってこられた「対、人」への支援への意欲と
これまでの経歴(10年勤務・マネジメント能力)が活きてくる、を
お伝えしたく、こうした例を紹介させていただきました。
どうぞ、これまでやってこられた事に自信をお持ちになってくださいね。
それを活かしながらできることの可能性はたくさんあります。
枠を福祉、障害者と限定せずに、より大きく
「やりがい」(soltさんにとって家族の幸せもその一つですね)
という括りで考えてみていただければ、と願っています。
葉玉 義則
キャリアカウンセラー
-
現職を維持し、腰を据えて、転職に臨みましょう。
こんにちは、soltさん。My人事の葉玉です。
お悩みの件、痛いほど、よくわかりますが、現時点での転職が
より有利な条件を引き出せるかどうか、微妙なのではないかと
思います。
''> いっそ一般企業へのキャリアチェンジの方が〜''
中高年でのキャリアチェンジは、何かしらのキラースキルがない限り
面接さえままならない、というのが現状です。
''> これまでの経歴を活かすなら、〜''
中高年の転職における必勝法は、やはり、これまでの経験やスキルを
如何にアピールできるか、魅力的に迫れるか、にかかっています。
私的なアドバイスとしては、
''1.腰を据えて現職を活かせる求人を探す''
転職を有利に進める原則は、現職中に行動を起こす、事です。
退職後の求人活動は、時間との戦いになり、長引くほど
精神的、経済的に追い込まれ、結果、前職を下回る条件の
所でさえ、就職がままならない、状況になりかねません。
特に、今の時期は、耐える時期だと思います。
1〜2年くらいをかけるつもりで、戦略戦術をしっかりと練り、
転職活動に臨まれることをお勧めします。
''2.ポイントを絞り定期的に求人先の情報を収集する''
同じ仕事内容でも、会社によっては、より良い条件での雇用も
可能となるケースは、けっこう多いものです。
タイミングを逃さず、その求人をしっかりとつかめるように、
普段からの情報収集と準備を怠りなく進める事が肝要でしょう。
同業界の大手系の募集や、知名度のある企業の新規参入など
マネージャーとしての経歴を活かせる機会を逃さないように
しましょう。
中高年にとっての転職には、相応の覚悟としっかりとした
キャリアヴィジョンの策定、事前の情報収集、対策と準備、
等々が必要です。
以上、ご一考いただければ幸いです。
大変だと思いますが、明日に希望を持って、頑張ってください。
中井 雅祥
求人とキャリアのコンサルタント
-
転職活動
福祉 介護 職種は 常に求人ニーズの高い職種です。
給与水準は 全体に 高くありません。
現状 やむおえない と思います。
将来性という意味においては 現状 逆に 可能性しかありません
外国人労働者受け入れ ということになれば 大きな可能性ではなくなってしまいますが
そうなりますと 全体的に 給与水準は どこも低レベル化するでしょうから
考える必要もないかと思います。
一般企業へのキャリアチェンジは いいことはほとんどないと思います。
絶大なコミュニケーション能力があり 営業力がある とかであれば
高歩合な営業分野の仕事で 高給与が得られる可能性もあります。
求人ニーズの高い職種という強みは
転職活動を行なえる ということです。
給料や待遇だけで 動けるということです。
正社員でも 契約社員でも 派遣社員でも
雇用形態にこだわる必要もありません。
どんどん 同業界で 転職活動をしてみてはいかがでしょうか
それが経歴を 生かす ことになるともいえます。
また その方が 可能性は 断然 高いと思います。
ぜひ 頑張ってみてください。
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