劣後特約付債権

まろんたん 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

劣後の条件を確認したほうがよいと思います。

「劣後」という意味は、何かに対して劣っているという意味です。他の債券あるいは債権に比べて利息の支払い順位が低いのか、元本の返済順位が低いのか、その意味は複数考えられます。

利息の返済のみ、他の債券(債権)に劣るのであれば、元本の返済については同じですよね、他の債券(債権)と。

つまり、発行元が破綻した場合には、等しく元金が全額支払われない可能性があるということです。この場合、劣後特約云々の話ではありません。

利払いについて劣後することが明記されているのであれば、その条件を調べたほうがよいでしょう。債券発行者の破綻だけが条件ではない場合があります。

こちらも参考にしてください。

こんにちは、まろんたん様。アイスビィの植森宏昌です。

そもそも、劣後債と普通債券の違いは、債権者への弁済の順番です。順番的には、普通債券が先で劣後債権は後になります。利率は高いのですが、倒産した場合には、普通債券よりリスクの高い債券になります。

当該企業が破綻した場合は全額戻らないケースが有ります。一度、劣後債を発行する会社の倒産リスクも確認してみても良いのではないでしょうか?

まろんたん 様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

ご質問の劣後特約付き債券の、
劣後特約とは、普通社債などに比べて元利を支払う順番が後回しになることを示しています。
例えば、発行会社が万一破綻した場合、ほかの債務者への弁済を終えた後に、劣後社債の保有者に支払われます。順番が後回しということです。

従いまして、当該企業が破綻するというケースでは、全額戻らない可能性が有ります。